私が国語を担当している男の子の一人が、面白い子だってことが改めて分かった。
(まあこの子だけじゃないんだけれど、面白いのは^m^)
一年生の、「『どんな』ですか?」という単元。
1)「にわに、赤い花がさいています。」
2)「みちに、大きな石がおちています。」
問:1)「どんな」花ですか。
2)「どんな」石ですか。
答:1)〔赤い〕花です。
2)〔大きな〕石です。
この二つは簡単に答えられるのですが、
3)木の上に、かわいい小とりがいます。
問:「どんな」とりですか。
これに悩む。
「う~ん、えーっとねぇ、黄色くって、小さくって、すやすや寝ているの。」
とか、
「え?じゃあ、紫かな?」
とか。
1)2)を見返して、線を引いたり丸を書いたりしてあげても、
何度説明しても、さっぱり理解しない。
頭の中でお話を作るスイッチが、入ってしまうのね。
多分「かわいい」という言葉によって。
学校の国語としては、不正解。
でもこういうところを何とか伸ばしてあげられないかなあと思う…
その方法を私はまだ知らないのだけれど。