しつけの記事を書くのは久しぶり。

あんまり新しいこととか教えなくなって、ただ遊ぶだけって毎日が多いですね。


そんな中、久しぶりにしっかりしつけようと思ったこと。

それが「お客さんへの飛びつき防止」。


ケミは人が大好きで、お客さんがくると尻尾どころかケツまで振って喜び、飛びついてチュッチュします。

犬が好きな人なら「良いよ」で済むんだけど、やっぱり苦手な人もいる。

だから飛びつきだけはさせないようにしないとってね。


まずケミは、何故か玄関のチャイムを怖がります。

ピーンポーンパーンポーンって家はなるんですが、なるとダッシュで私の膝もとへ。

で、お客さんの匂いを嗅ぎつけ尻尾振って、それから玄関の元へ。

んで、飛びつきます。


チャイム≠お客さんとケミの中ではなってて、必ずしもチャイムでお客さんが来るとは思ってないみたい。

だから、飛び出しってのがないだけしつけやすいのかも???


まず、トライしたやり方は、チャイムが鳴って私の膝に居る間に「待て」をかける。

しばらくは待てるんだけど、やっぱり我慢できずに飛びついてしまう結果に……。


ケミの場合、人が好きで好きでたまらないってところは変えられないと思う。

我慢させるとストレスになるんじゃないかって思ったし、お客さんが来るたび怒られるのってかわいそうですよね。


だから、自分で理解させないといけないなって思ったの。

で、私が考えた策というのが……。


飛びついていい人と飛びついてはダメな人を見分けよう作戦。


結局、犬に飛びつかれても大丈夫な人って、相当な犬好きか親類なんですよ。

しかもケミはチュッチュもしますから、ベトベトになります。

それを許してくれる人は限られている。


だから、まずは飛びついていい時の合図を決めました。

それが「ただいま、おいで」です。


家族が帰って来た時もケミはお客さんと同じ反応をします。

だから、飛びついてきそうな時に両手を広げて「ただいま、おいで」って言うようにしました。

すると1ヶ月もしないうちに「ただいま」を言わないと、お尻を振って飛びつき待機をするようになったんです。


これは、爺ちゃん婆ちゃんにも良い効果でした。

足腰の悪い爺婆にいきなり飛びかかるとよろ付きますから、ただいまできるタイミングが爺婆でとることができるんです。

んで、お買い物の時も有効。

両手に荷物いっぱい持っている時に飛びつかれると困りますからね。

それから帰って来た時に玄関から飛び出す危険もなくなりました。


次に、ただいまとおいでの間隔を徐々に開けていきます。

最終的には「おいで」で飛びつかせることが目標。


これで親戚が来た時に「おいで」といった人だけに飛びつくことができます。


これを続けていくと、おいでと言わない人や初めての人を自分で判断するようになりました。

始めは「わーい、お客さんだ~♪」的に興奮するんですが、しばらくするとシュンッと興奮が冷めておとなしくなります。

でも「おいで」と言ってくれる人を覚えているので、そういう人がくると「おいで」と言われるまでケツ振ってます(笑)


ケミにはいろいろしつけてきましたが、ケミの場合、完全に制止させることよりかは判断させることの方が覚えやすいみたい。

飛びついてはダメ、よりも、この人は良い、あの人はダメの方が分かりやすいって感じ。


こんな感じでいろいろ応用できることがある。

今、もう一つ思いだしのでまた今度書こうと思う。