昨日はEU圏から一時帰国中の学生時代の友人のご実家にリリと一緒に遊びに行ってきましたカナヘイうさぎ

私がイギリス留学中、彼女は既に今のご主人とEuropeのある国で暮らし始めていて、私は招待されてイースターホリデーの1週間を二人の住む家で過ごしたことがあります。

毎晩一緒に料理をしたり、ワインを呑みながら語り合ったり、現地を案内してもらった1週間は本当に楽しかったです。

彼女とご主人はヨーロッパにあるインターナショナルスクール時代の元同級生なので、夫婦間のコミュニケーションは英語です。なので、滞在中は私も彼とコミュニケーションをとることができました。

彼女は私の留学先の大学の寮にも泊まりがけで遊びに来てくれて、私の留学中の友人たちと一緒にイングリッシュパブに飲みに行ったりした唯一の古い友人でもあります。

約2年に一度の彼女たちの帰国の度にご実家に遊びに行かせてもらっているので、彼女のお母様もリリのことを覚えていてくださり、可愛がってもらっています。

またリリと友人の娘ちゃんは年が近くとっても仲良しです。昨日も二人で絵を描いたり、トランプをしたりキャアキャア遊んでいました。リリは久しぶりに会うので仲良くできるか不安だったけど、すぐに仲良くなれて楽しかった!と帰り道に言っていました。

娘ちゃんは英語、日本語、現地語の三か国語を理解します。
ダブルの子でもバイリンガルにするのも難しいのに、トリリンガルに近く、日本語をかなり流暢に話す娘ちゃんを見ていると友人の「日本語を話せるように」するための日々の努力とその意識の高さに心から頭が下がります。

友人のお父様はお仕事で海外駐在が長く、様々な国での駐在を経験していて、お母様もほとんどいつも帯同していたそうです。
私の友人は現地ではインターナショナルスクールに通っていた時期が長かったそうですが、ヨーロッパ言語にも強く4か国語を話せます。

そのお母様と帰り際話していておっしゃっていたことが心に残りました。

「PTA活動などで知り合ったママさんから子供を海外に帯同させる時の心得なんかをよく聞かれたのね。
英語をどれくらいのレベルまでにしておいたらよいですか?って。
でも日本で習った英会話ぐらいではあまり役に立たないの。
現地で必要なのはとにかく精神のタフさね。日本人の子は優しい子が多いけど、嫌なことを言われたら日本語でもいいから言い返す強さがあるといいわね。
あとは現地の空気をつかむこと。冗談を言われたらまずは笑えるように、最期には冗談で返せるようになれば強いわね。
海外では何があるかわからないから、簡単には引き下がらない、くらいついていくタフさがとにかく必要なのよ。それに冗談が言い合えれば現地の人と仲良くなれるわよ。」

うーん、深い。
グローバル教育についてはいろいろと言われているが、結局はメンタルのタフさと笑いのセンスか!

そういえば、私も英語が下手なくせに留学中よく笑ってたなぁ。
ある時寮でイギリスのコメディ番組を見て笑っていたら東大の院から留学中の日本男性に、
「ジョークに笑えるなんてすごいですね!僕は何が面白いのかわからなくて、笑えません」
と言われたことがありました。彼の方がアカデミックな英語力は私より断然上だったと思います。
私はその時無意識で笑っていたので、ジョークがちゃんと理解できていたのか自分でもよくわからなくて、イヤイヤスゴくないですよと、思いました。
でもあるときfartとfatを聞き分けてあるジョークの意味がわかったときは大笑いしたなぁ。嬉しかったなぁ。
などと思い出しました。

あとつけ加えると、芸は身をたすく、でしょうか。リリと友人の娘ちゃんは二人ともピアノを習っているので弾きあいをしたりしてました。楽譜は世界共通ですし、やはり音楽は国境を超えますねルンルン