娘の中間テストが全教科返却されました。

良かった科目もありましたが、娘が得意としていたある科目が一学期より明らかに平均点と比べると相対的に下がりました。

私もその結果を聞いて、少し心配になったのですが、本人は相当ヤバいと思ったらしく、そのことで話をしていたらふて寝してしまい、顔を覗くと涙を流していました。

娘が成績のことで泣くなんて、しばらくぶりだったので驚きましたが、同時に「うーん、これで良いのかも」と思いました。

涙が出るのは自己イメージと実際が乖離したことを実感したからなのでしょう。高得点取れたと思ったテストが予想外に悪くショック相当ショックだったようです。

でも、このままではヤバいと自分自身が心から思わない限り、今以上頑張るという気持ちは湧いてこないと思うのです。

ケアレスミスや表記間違いなどで点を落としたときそれを悔しく思い、点を落とさないためにはどうしたらよいのか?を自分で考え対策をとらない限り改善はないでしょう。

悔し涙を流すのもまた、青春だなぁと。
私の年になると仕事で失敗したかな?と思うと背筋がぞっとしたり、イヤな汗をかいたりするだけで、泣いてる暇はありませんアセアセ

振り返れば、社会人になってからの私も、仕事で自分の知識や能力の不足を感じ、心からこのままではヤバいガーン、と思うことで、仕事の仕上げには丁寧に確認をしたり、書店で関連書籍を買い漁って独学したりしてどうにかやってきたと感じています。

その涙は無駄ではないよ!本気でヤバいと感じなければ人は成長しないからね、と娘の涙を見て思ったのでした。