皆さま、今年もあとわずかになりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
 
今年は私にとって試練の年でしたが、多くの皆さまにとっても、多かれ少なかれ色々な困難があった年であったのではと思います。
子育てしている人間にとっては、長期の休校というのも初めての経験でしたし、業種によっては仕事の休業、テレワークの導入、職場環境の変化など、めまぐるしく対応しなくてはいけないことが多く精神的に疲れることも多かったのではないかと思います。
 
また、夫の会社も夏のボーナスまでは半年前の業績なので同じようにもらえていましたが、冬のボーナスは予想通り減りました。来年どうなるかはまだ不透明です。経済面での不安は一気に私の中で大きくなりました。
 
一方で、失うものがあれば得るものもあり、今までのコミュニティーが崩壊し、有志の少人数の集まりで人と結びつきをより深めることができた面もありました。
また、娘や夫と家で過ごす時間が増え、家族の存在の大きさを改めて認識した年でもありました。
 
いずれにしても、私もストレスを感じることが多く、自分という人間が試されていると感じ、緊張感の抜けない年だった気がします。
 
最近私が感じているのは、インターネットは社会の様々な格差を助長しましたが、心の格差も広げたのではないかということです。

テクノロジーには個人の能力を増強する側面があります。インターネットはその人の人格を増強し、優しい人はさらに優しく、頭の良い人はさらに賢く他人に影響しているように思うのです。そういう意味で、サイバースペースは恐ろしい場所にもなり得ますが、天国のような場所にもなりえるのです。もちろん、私にとっては後者に近いですウインク
 
私は幸いブログ活動を通して、圧倒的に人の良き面、優しさ、賢さなどを感じてきました。その一方で、努力や、優しさではままならない事が人生にはあることも学んできました。そんな、さまざまな人の営みを伝えてくれたブログで知り合ったすべての方に感謝しています。
 
そして、いつも私の長く拙い文章を読んでくださるレアな読者様やアメンバーの皆様、本当にありがとうございました。
 
皆さまにとって来たる年が、少しでも明るいものになりますように!
困難があってもどうにか乗り越えられますように!
心から祈って年末のご挨拶とさせていただきます。
 
2020年 12月31日 アリーシャ拝