わさび栽培
今日ボックス栽培のわさびが手元に届きました。
早速開封して取り出してみるS,M,LLサイズのわさびと小ぶりな芋の付いた茎わさび、鮮度は抜群!
↓ボックス栽培わさび(LLサイズ)
沢わさびに比べて形が中年叔父さん型(おなかの部分が膨らんでいる)S,M,LL全て同じ形をしていました、ボックスわさびの特徴なのか・・品種なのか?この点は良く分かりません。
↓静岡産わさび(LLサイズ)
さすが国産を代表する沢わさび色、形、イボもこれぞわさび、堂々として風格さえ感じられます。
↓中国雲南産わさび(LLサイズ)
中国産のわさびも元々は日本の種を持ち込んで栽培をしています、形、色、サイズ、イボの付き具合・・静岡産と遜色ない立派な物です。
↓ボックス栽培わさびを「オロシ」ました。
何故か根に近い部分に紫がかった部分が有り「オロシわさび」にすると全体が紫色に染まり緑が打ち消されてしまいました、この時期だから・・それとも品種でしょうか?
辛味は十分と思います、粘りが少なく少し水っぽい感じがしました。
わさび栽培
山葵の栽培も最近は沢や山奥での栽培でなく平地の休耕田などでも行われています。
栽培方法はプラスチック製のボックスに山葵の苗を植え付け、地下水をポンプでくみ上げてシャワーをかけて育てるそうです。ブログを検索していてこのボックス栽培をやっている水田がある事を知りましたので、一度見聞のためにも見たいと思い見学してきました。
↓今回は山葵苗の生育があまり良くないそうです、気温が高く藻の発生が多く、藻に養分を取られるので山葵の生長に影響が出ているのではないか・・・?山葵ボックスに入れた麦板石と小石の層が藻によって目詰まりを起こして水はけが悪くなっているのが原因なのか・・?はっきりした事はまだ分からないとおっしゃっていました。
↓全国数十箇所でこの山葵ボックス栽培が行われているそうです、しかし水質、土壌の違い等で十所十色でかなり難しいと話しておられました。最初2年前に植え付けを行った時は問題なく旨く成長したそうです。少なくとも下の写真程度は成長していないと駄目なんですが・・と頭をかしげていた。
↓自然環境を利用して栽培している物を山葵ボックスと言う作られた環境下で同じように栽培する事はかなり難しいみたいです。山葵ボックス自体どの程度のコストがかかるか知りませんが、2年間水に浸かっている状態ではかなり風化速度も速いと思いました、後2年もてばよいのかな・・?でも4年でボックスを新に購入して採算取れるのでしょうか??何点か疑問の残った取材でした。確か1ボックス当り16株植えてあったと思います。16株全てが旨く成長するのでしょうか・・?
でも旨くいって安価な本山葵が買えるなら大歓迎です!!
↓山葵ボックス栽培を始めて今年で3年目で昨年はじめて収穫する事が出来たそうです、山葵は苗を植えてから最低でも2年の生育期間が必要です。昨年暮れに2度目の苗を植付約2ヶ月経過した状態だそうです。