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わさび栽培

今日ボックス栽培のわさびが手元に届きました。

早速開封して取り出してみるS,M,LLサイズのわさびと小ぶりな芋の付いた茎わさび、鮮度は抜群!


↓ボックス栽培わさび(LLサイズ)

わさびに比べて形が中年叔父さん型(おなかの部分が膨らんでいる)S,M,LL全て同じ形をしていました、ボックスわさびの特徴なのか・・品種なのか?この点は良く分かりません。


わさびのブログ-わさび1

↓静岡産わさび(LLサイズ)

さすが国産を代表する沢わさび色、形、イボもこれぞわさび、堂々として風格さえ感じられます。


わさびのブログ-わさび2

↓中国雲南産わさび(LLサイズ)

中国産のわさびも元々は日本の種を持ち込んで栽培をしています、形、色、サイズ、イボの付き具合・・静岡産と遜色ない立派な物です。


わさびのブログ-わさび3

↓ボックス栽培わさびを「オロシ」ました。

何故か根に近い部分に紫がかった部分が有り「オロシわさび」にすると全体が紫色に染まり緑が打ち消されてしまいました、この時期だから・・それとも品種でしょうか?

辛味は十分と思います、粘りが少なく少し水っぽい感じがしました。


わさびのブログ-わさび4

ニンニク一休さん(1球さん)!

中国雲南省大理市周辺でしか採れないニンニクです、大理は元々大理石を沢山採掘していたそうです、それで大理の地名を取って大理石と名づけたと聞きました。

↓1球大蒜(中国名:独蒜)です。
わさびのブログ-1球1

1ニンニクはどのようにして増やす事が出来るのでしょう?

普通のニンニクは1玉当たり5~15個位に分球しています。

わさび栽培

山葵の栽培も最近は沢や山奥での栽培でなく平地の休耕田などでも行われています。

栽培方法はプラスチック製のボックスに山葵の苗を植え付け、地下水をポンプでくみ上げてシャワーをかけて育てるそうです。ブログを検索していてこのボックス栽培をやっている水田がある事を知りましたので、一度見聞のためにも見たいと思い見学してきました。

山葵ボックス栽培
わさびのブログ-山葵ボックス1


わさびのブログ-ボックス2
↓今回は山葵苗の生育があまり良くないそうです、気温が高く藻の発生が多く、藻に養分を取られるので山葵の生長に影響が出ているのではないか・・・?山葵ボックスに入れた麦板石と小石の層が藻によって目詰まりを起こして水はけが悪くなっているのが原因なのか・・?はっきりした事はまだ分からないとおっしゃっていました。


わさびのブログ-ボックス3
↓全国数十箇所でこの山葵ボックス栽培が行われているそうです、しかし水質、土壌の違い等で十所十色でかなり難しいと話しておられました。最初2年前に植え付けを行った時は問題なく旨く成長したそうです。少なくとも下の写真程度は成長していないと駄目なんですが・・と頭をかしげていた。


わさびのブログ-ボックス4
↓自然環境を利用して栽培している物を山葵ボックスと言う作られた環境下で同じように栽培する事はかなり難しいみたいです。山葵ボックス自体どの程度のコストがかかるか知りませんが、2年間水に浸かっている状態ではかなり風化速度も速いと思いました、後2年もてばよいのかな・・?でも4年でボックスを新に購入して採算取れるのでしょうか??何点か疑問の残った取材でした。確か1ボックス当り16株植えてあったと思います。16株全てが旨く成長するのでしょうか・・?


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↓残念ながら既に駄目になった苗も見受けられました。自然環境下での栽培と違い本当に苦労されている事が良く分かりました。


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また機会が有れば取材したいと思います。




でも旨くいって安価な本山葵が買えるなら大歓迎です!!

山葵ボックス栽培を始めて今年で3年目で昨年はじめて収穫する事が出来たそうです、山葵は苗を植えてから最低でも2年の生育期間が必要です。昨年暮れに2度目の苗を植付約2ヶ月経過した状態だそうです。