おつりが出ないマシンだっただけ。

4.5ユーロのところ20ユーロも払ってしまった。。
あーあ。


昨日マドリッドに着いた。
宿は地下鉄サjンとドミンゴ駅出てすぐの[Residencia Bulls]というホステル。
1泊10.5ユーロ、とこのあたりでは安いほうだけれど、この旅行の中では高いほう。
12人のドミトリーで、昨日は僕を入れて7人が宿泊していた。

その中のロンドンに住んでるというキャシーとジェームズと仲良くなった。
2人はモロッコを1か月ほど旅行して、3日前にスペインに入ったという。
今日の朝キャシーはロンドンに戻り、ジェームズは明日の朝イタリアにいる彼女に会いに行くと言っていた。

2人から聞く限りモロッコはなんとなくタイやインドに近い雰囲気みたい。
3ユーロで泊まれる宿があるとか、5ユーロでスープと肉とご飯とクスクスと野菜とパンと・・・とにかくお腹いっぱい食べれるらしい。
観光で持ってる国だから、客引きがうるさくて、そして気温がヨーロッパに比べものにならないほど高い。

砂漠やラクダや山の写真も見せてもらって、行きたい気持ちはマックス。
シェフシャウワン?って街が小さくて安いから、モロッコに上陸したら、そこに向かおうと思う。

3人で盛り上がったのはモロッコの話とあとはトランプ。

[Shit-Head]というゲームを教えてもらった。
大貧民に似ているゲームで、1が最強で2が最弱。それぞれの手札を場に出していき強いカードに弱いカードを重ねていく。パスの場合は場のカードをすべて手札にしなきゃいけない。手札を1枚出したら共通の山札から1枚引く。手札がなくなったら最後にそれぞれ3枚もってる伏せ札を1枚ずつめくり、全部がはやくなくなったひとが勝ち。最後まで残った人が“Shit-Head”と呼ばれる。つまり、大馬鹿野郎ってこと。


「Shit-Headって日本語でなんていうの?」

「クソアタマ…かな。」

「Kuso-Atamaaaaaa!!」
「Kuso-Atamaaaaaa!!」


二人は今までの旅行中に出会った人たちに、このゲームをしかけ、必ず母国語で“Shit-Head”を何と言うのかを聞いてきたらしい。

「フランス語でしょ、、スペイン人ともやったな、、、韓国語、中国語も言えるし、ドイツ語、ポルトガル語、、、、あとアラブ語も!」

たくさんの“Shit-Head”のなかでも“Kuso-Atama”の響きはピカイチだったらしく「Kuso-Atama、Number one!」と二人とも言っていた。


ShitHeadを何度かやった後に、大貧民を教えた。

3人しかプレーヤーがいないのに、カード交換をしてもつまらないから。大貧民が次ゲームのカードを配ったり、場の整理をしなきゃいけない、ということにしたら、これもまた楽しかった。
というのもジェームズが連続で負け続けて、ほぼ片づけ係を引き受けてくれていた。

そのあと3人でパエリヤを食べに行ったのだが、そのときもキャシーはジェームズに皿の片づけをさせようとしていた。

091216