先週土曜日治療室で少し遅めの昼食を取っていたら
正月に初詣に行くと良く耳にする『越殿楽』がどこからともなく聞こえてきました。。
最初は食事に意識していたので何も感じていませんでしたが
段々篳篥の音がしっかりと聞こえ出したので、『近くの高校のブラスバンドが練習をしているのかな？
でもブラスバンドで和楽器を吹くなんて珍しい・・。』なんて思いながらムシャムシャと食事を続行
更に音が治療室に近づいて来たので、何事!?と食事を中断して窓の外を覗いてみると
近くの神社の神主さん（だと思う）の５～6人の列が篳篥を奏でながら練り歩いていました。。
篳篥を吹いている後ろの神主さんは
刺繍の入った綺麗な布を被せてある木箱を大切に抱きかかえて歩いていました。（木箱だと思う）
毎年この時期になると治療室の地域でお祭りが有り、治療室の前の道路をお神輿が通って賑やかだったのですが
コロナの影響で一昨年からお祭りが中止になってしまいました。。
今回は神主さんが神様と共に五穀豊穣や穢れを清めながら地域を回っていました。。
最初は何事!?と口をモグモグしながら覗いていましたが、直ぐに口の中の物を飲み込み
通り過ぎるまではしっかりその場で直立して感謝をしながら見守っていました。。。
久しぶりに清々しい気持ちになれました
・・・その後はしっかりと中断した食事を頂きました。。。