以前、“予言(6)日月神示”にフェイクという言葉を使いました。
これについて、少し説明します。

日月神示にも説明してありますが、
フェイクとは、「アメリカンフットボールで、意図しているプレーや動作を相手に見破られないように行うトリックプレー」のことを言います。
私は、30才ころまでアメリカンフットボールをしていましたので、
このフェイクという言葉を使いますが、一般の方には、馴染みの薄い言葉かも知れません。

お釈迦様の言葉に「人を見て法を説け」というのがあります。
これを延長したのがフェイクです。
「人を見て法を説け」を辞書で調べると
「釈迦が相手の能力や人柄に応じて、仏の道を説明した事から、人を説得する時は、相手の人柄や能力を見て、その人にあった方法で話をすべきだということ。」とあります。
しかし、相手の能力や人柄を即時に判断できない時や、
判断できても、その人に対してどうあるべきか、何をしてあげたら良いのかを見極めるために、
また、その人を導く手段の一つとして、このフェイクを使います。

あなたは、人と出会ったとき、その人の何を見ますか?
私だと、職業柄もありますが、まず、その人の健康状態を見ます。
次に見るのが、その人の人柄や能力、特にくせ、性分です。
そして、その人がこの世に生まれてきた役割分担を見ます。
それによって、自分がその人に対してどうあるべきか何をしてあげたら良いのかの判断ができます。
しかし、それはそう容易ではないこともあります。
その時は、フェイクが有効です。
どのようにフェイクをかけるかは、千差万別ですので例を上げることが出来ませんが、
表向きの言動とは、裏腹であることが多いです。

「鎌をかける」という言葉がありますが、良い意味で使うとこれもフェイクとなります。
悪い意味で使うと、司法で言うところの誘導尋問と同じになります。
真実の発見を遅らせたり見誤らせたりするだけです。

※鎌をかけるとは、知りたいことを自然にしゃべらせるよう、それとなく誘導すること。


ウェルテック・ジュジュのホームページ“生きる基本”に、
天理教の創始者中山みきの言葉が載せてあります。

「くせ、性分をなくしなされや 人の幸せを願いなされや」

この一行の言葉に、この世でしなければいけないこと全てが表現されています。
しかし、この言葉の意味が分かる者は、非常に少ないと思います。
それが分かれば、天理教の方は天理教を辞めるでしょう。

くせ、性分を言い換えたら煩悩の現れです。
自分を苦しめ人を苦しめるものです。
あるいは、一時的な快楽を享受はしますが、いずれは大きな災いをもたらすものです。

その人が幸せになれる心になるためには、
まず、その人のくせ、性分を無くしてあげなければいけません。

と言っても、こんなに難しいことはありません。
くせ、性分は、自分ではなかなか気付けないものです。
だからと言って、教えてあげたところで直るものでもありません。
逆に反発し、事態を悪化さすことにもなりかねません。
と言いましたが、わざと事態を悪化させ、結果的には、くせ、性分をなくすという方法もあります。
この時にもフェイクは有効です。

これをするには、相手の心の奥底まで知った上で行わなけれはいけません。
その人の顕在意識にある心が幾つありどのように構成されているか、
潜在意識の心のレベルがどの程度のものか、
その心がこの世に生まれてきた理由、役目などを計算に入れ、フェイクの内容を決めます。
「決めます」と言いましたが、これは筋書で既に決まっていますので、
上の指示通りにやれば良いだけです。
なのですが、相手をかえって怒らすことや傷つくようなことも言わなければいけません。
私とて、今は煩悩と闘っている最中ですので、当然に自分も辛い思いをします。
それでも、上の指示に従い実行するのです。
時には、自分の意思を無視して上が強制的に操作することもあります。
自分がこんなことを言ったらと思うようなことでも言わされる時もあります。

ここまでのフェイクは、そうあるものではありませんが、
その人が、将来歩む道を後押しするようなフェイクは、しょっちゅうあります。

この世には、人間になれない心であっても、
人間になりたいという願望を持った者も生まれてきています。
人間になれない者が人間になっても決して幸せになれることはありません。
だからと言って、「あなたは人間にはなれない」と言うわけには行きません。
その人の自由意志を尊重しなければいけません。
だから、人間になれないとわかっている者には、
人間になりたいという願望をなくしてあけなければいれません。
そういう者には、フェイクをかけてあげるのです。
死んであの世に行ったとき、
「あの時、せっかく手を差し伸べてもらったのに、自分でその手を切ったではないか」と言われます。
それでその者は、人間になることを諦めることが出来るということです。
このフェイクは多いです。

それがフェイクかどうか、後から分かる場合もあります。
自分の言ったことが、裏目に出ることがあります。
でも、裏目に出てかえって良かったというときがあります。
私は、すべて上の指示通りに動いていますが、
私が知らずして上がフェイクをかけているということです。
このフェイクは、自分の心のレベルを上げるのにも有効です。

フェイクをかけてから、その結果が出るまでに、そう時間がかからないものもあれば、
数年、数十年とかかるものもあります。

最も大きなフェイクは、この世の筋書です。
その結果が出るまでには、数千年かかります。

※注意
このブログの記事にもフェイクが入る時がありますので、ご注意下さい。
フェイクが入る記事は、矛盾することが書かれています。
但し、その矛盾を矛盾として気が付ける者は、非常に少ないと思います。
私にしか分からないかも知れません。
後ほど修正したり削除したりする記事があれば、フェイクが入っていた記事だと思って下さい。

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