■意志の力でフォーカスし、自分の中心とつながること。 | 東京渋谷【夫婦のためのカウンセリングルーム】10年後も幸せな夫婦であるためのカップルカウンセリング&コーチング

東京渋谷【夫婦のためのカウンセリングルーム】10年後も幸せな夫婦であるためのカップルカウンセリング&コーチング

東京・渋谷で夫婦のためのカップルカウンセリングを行う【Life Design Labo】安東秀海のオフィシャルブログです。心理学とカウンセリング&コーチングのメソッドで、10年後も幸せな夫婦関係の「見つけかた」「作りかた」「育てかた」について発信しています。

 

オリンピックを見るのが好きです。

 

 

そして、同じシーンのニュースを繰り返し見て、

 

妻に呆れられています。

 

 

 

それでも

 

試合のあと、

 

望んだ結果を手にした選手、そうでない選手を問わず、

 

 

全力を尽くしたからこそ溢れるコトバ、

 

コメントを何度も聞きたくて、

 

 

やっぱりチャンネルジプシーしてしまいます。

 

 

 

そんなリオ五輪も開幕から一週間。

 

とりわけ心に残ったのが、

 

体操・白井健三選手のコトバ。

 

 

団体予選をまさかの4位で終えた直後、

 

ミスが続いたチームと自分自身について、

 

 

「ミスはありましたが、より大きなミスでなくて、よかった」

 

 

と。

 

 

すごいですよ、これは。

 

 

成果をあげるために、

 

意識をどこに向ければいいか?

 

お手本みたいな考え方ですね。

 

 

私たちは誰でも、

 

自分のフィルターを通して起こった出来事を見ています。 

 

事実はひとつ、解釈は無数、とも言いますが、

 

目の前にある出来事に解釈を与えているのは、私たちの中にある心のフィルターです。

 

 そして、

 

そんな心のフィルターに影響を与えているのが感情。

 

とりわけ、

 

不安や恐れは、強く心に作用するもの。

 

オリンピックのようなプレッシャーのかかる場面では、

 

知らず識らずのうちに、そんなネガティヴな感情に影響されやすくなるものです。

 

 

 

けれど、

 

ビジョンを明確にして、

 

 

その場所へ向かう、向かいたい。

 

 

と、みつめる先、フォーカスする先を意識的に変えて見た時には、

 

ネガティブに感じられるような出来事でも、

 

ポジティブに捉えられたり、

 

自然と、エネルギーをあげることができたり。

 

 

いやぁ、あっぱれ。

 

 

 

でも、これって、実は

 

われわれ40代アッパーの世代に馴染んだやり方で、

 

さほど違和感なく見えてしまうものだったりもします。

 

 

仕事のためなら、

 

手に入れたい成果のためなら、

 

 

と、

 

 

痛い苦しい、しんどい、って気持ちはなかったことにして、

 

とりあえず、前を向いてやりきる!

 

エネルギーはそんなに上がらないんだけど、モチベーションだけあげる!

 

みたいな。

 

 

目標を達成するため、

 

”ビジョンをみて”、というようなことを

 

われわれちょくちょくやっています。

 

 

 

なーんだ、

 

白井選手もたいしたものだけど、

 

俺たちだってなかなか捨てたもんじゃないんじゃない?

 

って、、

 

 

安心するのはちょっと違うんですよね。

 

 

ハードワーカーのわれわれ男性が得意なのは、

 

感情を切り離して、がんばること。

 

 

ネガティブな感情にとらわれないで、

 

ビジョンに向かってポジティブな側面にフォーカスする、

 

というのは、同じでも、

 

心が痛くないように、麻酔を打ってやってるようなものなので、

 

チャレンジする意欲とか、恐れに立ち向かう勇気というのが、

 

あんまり育ってこない。

 

 

なので、

 

がんばってやってきたのに、ある日突然燃え尽きってしまう、なんてもことも。

 

ちゃんと自分の中心ともつながっているのか?

 

は、とっても大切なんですね。

 

 

 

ただ、目標を達成するというのではなく、

 

自分らしく、幸せに。

 

 

という時には、

 

 

感情だけでなく、

 

感覚からのフィードバックも大切。

 

 

 

それを達成したとき、そこに本当の喜びはあるか?

 

魂が震える、至福の感覚はあるのか?

 

 

 

目の前の感情にフォーカスするのではなく、

 

感情を切り離してポジティブに振り切るのでもない。

 

 

感情はみながら、

 

意志の力で、ビジョンにフォーカスし、

 

自分の中心にある感覚にフィードバックすること。

 

 

それが、

 

自分らしく、幸せな人生を歩くための

 

秘訣なのかもしれません。

 

 

「ミスはあったけど、より大きなミスにならず良かった。」

 

 

感情的になりやすい場面でネガティブな感情に流されず、

 

しっかりビジョンを見据えながら、

 

本当に手に入れたいものをつかんだ時の感覚を感じながら、

 

それが、本当に欲しいものだと確信を持ち、

 

勇気をもって一歩踏み出す。

 

 

それができたら、結果がどうであれ、後悔はないのかもしれないけど、

 

それでも最高の成果をあげたんだから、

 

やっぱりもうすごいとしか言いいようがない。

 

 

恐るべし19歳に、

 

人生の歩き方をあらためて教えられた思いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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