こんな事がありました。昨日は社外会議。帰りは、新橋経由で帰宅。いつもは新橋の雑居ビル(ニュー新橋ビル)の1Fにある生ジュースの店で、セロリとかのジュースを飲んで健康になって(と思って)帰るのですが、300±50円のものが一挙に全て100円値上がりしていた。
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これには困った。貧乏のトラウマが未だに直っていないので、この100円プラスが気楽に払えない。いつもの癖でメニューの安い方から選んで最も安いアボガドジュースを買って飲みました。この店のジュースは、野菜にリンゴを入れて飲みやすくしている。アボガドジュースは牛乳割でリンゴは入っていない。その分安くなるのだろう。う~ん、この物価高、どれもこれも石油高に連動(便乗)しているとすると石油高が憎い。

●注文した楽譜異教徒
●Suite L'Infidele (不実な女/ヴァイス)

このSuite L'Infideleは、HPでみるとヴァイスの組曲23番となっている。この曲はウイーンに滞在していたときに、オスマントルコとのウイーン攻防戦を想像して作られたらしい。「不実な女」ではなく「異教徒のトルコ人」→「不実な人」ということのようだ。それで、「異教徒」とタイトルを付けているCDもある。
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前記について、少し調べた。オスマントルコによるヴイーン攻防戦は300年間に37回あったらしいが、1683年が最後です。最後は陥落寸前まで行ったが、トルコ軍の大砲に耐えるよう頑丈な城壁を作ったのが良かった(ようだ)。ヴァイスが生まれたのは1687年(1750年没)なので、この攻防戦を見ることが出来ない。ただ、トルコ人はヨーロッパ人にとっては悪名高い憎き異教徒だっただろう。なお、ヴァイスはドイツの他にローマでも活躍していた。バッハより行動範囲はかなり広いのは、根無し草のようなものだったのか、バッハより高給取りだったと言う話もあるので人気があったのか、興味がある。
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この曲は、"きんちゃん"のHPではじめて知り、その旋律が忘れられなくて、たまーにしか行かないギターの店に行ったとき楽譜を探していたのですが、どこにもない。それで今日、出版元の"ホマドリームに着払いで注文しました。私は着払いで注文したことは初めてなので、楽譜がちゃんと届くか心配です。なお、今は海外から直輸入代行をしているところもあるようだ。このルートだと2500円ぐらいかかる。ホマドリームは1300円ということで、ホマドリームから購入することにしました。貧乏がトラウマですが、楽譜に投資するのは仕方がないかと・・・。

●レコード芸術6月号/愉悦の古楽器演奏~新境地開拓の過去・現在・未来
レコード芸術6月号今日は、ひさしぶりに江東区の図書館に行った。今まで借りた本2冊(アーノンクールの本など)をまだ読み切っていないのですが返しました。そのときに左記のレコード芸術を読んだ。
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レコード芸術6月号の特集は古楽器で、古楽全体を鳥観するのには役に立つ。この記事を読むと、私がなが~いブランクの後、古楽に興味を持ったのはここ1~2年ですが、それ程道に迷っていなかったのが判る。特集では、リュート復興の先覚者としてちらっとゲルビッヒが挙げられていた。彼の演奏はルネッサンスリュートに限られていたようだ。確かに昔聴いた記憶にある彼のCDはルネッサンスの曲でした。そしてエポック・メイキングなLPとしてドンホアの"バロックのリュート音楽"が挙げられている。なお、この所の著者は濱田滋郎です。

私は、学生時代にゲルビッヒとドンホアの両方のLPを聴いて、後者ドンホアのリュートに惹かれた。その思いがいまに繋がっています。そうそう、いまだにその伝説のリューティストのドンホアのCDを探しています。
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上記のレコード芸術には、リューティスト今村泰典の記事もあった。すぐにCDを購入するつもりは無いが、一応名前を頭に入れておこうかと。

●余談
今日は、午前中は身近な人の朗読の大きな発表会。朗読の世界も結構大変で、朗読の先生の所属している団体の大きなイベント(収入源)らしい。学校の先生を主体とした朗読愛好会なので、そんなイベントにでなくとも良いのですが(別途小さな発表会は行なっている)、先生への義理もありそのイベントに出ないといけないようだ。それで、駅まで送ったり、頼まれた買物等で、午前はブログを書く時間がなかったので、夕方書いています。

・・・ということで。