今週は連泊の出張でした。
それで身近な人は機嫌が悪い。
たしかに、家事と(最近の)学級経営のかけもちは大変だ。
それやこれや、いろいろ心配事があり結構大変なのですが、
この不況の中、多忙な日々を過ごせるだけでも有難いのかもしれない。
ただ、人生の最後のコーナーをこのまま駆け足で回ってしまってよいのだろうかという気もする。
いろいろなことをまるごと抱えたままなのは仕方が無いとして、
最後のコーナーは、音楽とコヒーと読書(三昧)で過ごしたいような・・・。

で、今日の話です。

最近、バッハのリュート曲について書いた昔のブログにコメントを頂き、それがきっかけで、今日、U-tubeでBWV999の演奏をなんとなく聴いていたら、面白い演奏にぶつかった。
ギターにフルートの旋律が乗っかっている。
ギターの演奏はヘタですが、フルートの旋律は気に入りました。
甘ったるいグノーのアベマリアより、はるかに良い編曲ではないかと。
(ただ、U-tubeで聞きなおしてみるとグノーのアベマリアも悪くない。
しかしながら、J.S.バッハのオリジナルをないがしろにしていないといういみでは、
こちらの編曲が良いと思う。われながら何を言っているかわかりませんが・・・)
とにかく、BWV999にこの旋律が乗っているというのは、驚きであり、
こういう二重奏ができたら、楽しいだろうなと思う。



なお、ギターの演奏家と思われる人の写真がなんとなく亡霊のようで怖い。
・・・ということで。

(追記)西部戦線異状なし-コダーイ
私は知りませんでしたが、これは、あのハンガリーの作曲家ゾルターン・コダーイ(1882年-1967年)の編曲らしい。楽譜も売っている。ミーハーで権威に弱い私は、納得です。コーダーィなら、ああいう旋律をつけるだろうな~~と思うし、さすがだと思う。
右の楽譜はヴァイオリンとピアノとなっていますが、フルートとギター(又はハープシコード)のほうが合うような気がする(たぶん)。ただ、一度はヴァイオリンとピアノでも聞いておきたい。