昨今の事件に寄せて、引きこもりの原因と癒し方 | 西の魔女のブログ

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引きこもりという言葉が社会に認知されてかなり長い時が経ったと思う。

でもその原因や、どうサポートしていいか、昨今の事件に触発されてググってみるけど、やっぱりどこにも記事はない。

中にはトラウマはないとの意見もあるけど、それはきっと、引きこもりの理由が、人それぞれだと感じるからなんだろうな。


キャラクトロジー心理学的にいえば、もちろんトラウマはあります。

引きこもる現象があるなら、スキゾイドかマゾキスト強めでしょう。

スキゾイドとかマゾキストって何?って方は是非「キャラクトロジー心理学入門」を読んでほしい。

これらは防衛反応としての5つの人格のタイプの名称の一つです。

防衛というからには、当人達は自分を守ってそこにいるのですが、それは小さな子供の意識から生まれた行動なので、見た目は大人であっても内面は発達が止まった子供の頃のままです。

関係性から引きこもったり、無力だと感じて他者に世話をしてもらおうとしたり、攻撃的になったりするのが防衛反応なんです。


スキゾイドならば、この世界は安全じゃないと感じて引きこもり。

マゾキストなら、家族からの愛に擬態した侵入から逃れる為の引きこもり。

川崎の事件ではスキゾイド傾向が強く、犯罪を起こしそうだからと殺されたのはマゾキスト傾向の引きこもりと言えます。

スキゾイドは他者との親密な付き合いが難しく、キレると殺意に転じるのは理解できる。

マゾキストはキレると悪意が噴き出すので、ゲーム課金数十万という家族への迷惑をかけるけど、自分で動いて外へ出てという行動力は乏しいので、親御さんは信じてあげて欲しかったです。

スキゾイドに必要なのは安心安全な環境。

マゾキストなら自己責任を取り、自分の力で選択してゆけるようサポートして行く環境。

引きこもりには引きこもる理由があり、そこを理解してサポートしていける世の中にして行くこともこれからの課題の一つなのでしょう。

中高年の引きこもりが社会問題化しているけど、その原因となる彼らが子供時代の世の中の景気とか風潮とか問題視していないのおかしい。

結果として現れているならば、必ず因果応報で原因はあるんです。

その原因を理解しそをサポートしなければ、変えていける未来も変わらないと思うのです。

キャラクトロジー心理学がもっと世の中に広まって、痛ましい事件が減ることを心から願っています。