ぎんじろ治療記ラストpart8 (脾臓血管肉腫4クール目) | Mシュナ銀次郎*まんま*うまうま*

Mシュナ銀次郎*まんま*うまうま*

2011年11月23日一般家庭生まれ
里山で好奇心旺盛、
意欲たっぷりで育っていマス!
「家族だけ」に心を許す
ちょっとオトメなボク❤
アメンバーは犬飼いさんと
わかる方を承認させて
いただいております♪

みなしゃん こにゃにゃちは~ハイハイ
ボクの治療記に長いことお付き合いくださり、ありがとごじゃますのボクぎんじろ12才独身!
 
 
 
めっちゃバナナバナナ
バナナぼうや笑
(*治療期間中、Kako'sおうちお洋服が欠かせませんでした。Thank you!*)
 
 

 
Hello Everybodyにやり
お散歩道のピンク色に癒されるぅラブラブの銀ままです。
 
 
 
 
さて、最終クールがやってきました。
 
<4クール目>
3月25日(月) アドリアミン、シクロフォスファミド投与
4月1日(月) チェック
↑病院で順番待ち中...
 
 
 
 
Mayさんから
「クールが重なるごとに副作用が強くなって
身体的にワンコはかなりしんどい筈です」
と伝えられていました。
 
 
 
 
本当にその通りで...
4クール目は嘔吐が1回あって、寝ていても辛そうで
 
 
 
 
横になっていても首がうなだれて...息が荒い...
ぜーこ、ぜーこ....DASH!
 
 
 
元気が戻るまでの日数(主観)は
1クール目 1日後(腸炎治ってなかったけど)
2クール目 3日後(腸炎+ヘルニアあったけど)
3クール目 4日後
4クール目 6日後
 
 
 
 
今回はどんな格好をしても
だるい、しんどい....絶望
重苦しいぎんじろの波動を
私は感じていました。
 
 
 
 
そして
2クール目から気になっていた
白い目ヤニ&眼球にごりのこと。
 
 
 
 
 
やっぱり2日目から発現しました。
白い目ヤニが溜まり、瞳の全体に膜が張る感じ。
瞼を押し上げて白目を見ると、まっかっかなのです。
 
 
 
 
今回は目やにが多くてしょぼしょぼ
目が開かない~っ汗て感じが数日続きました。
 
 
 
 
かかりつけ医に尋ねると
病院
「ブドウ膜炎か結膜炎の症状だね」
とのお話しでしたが
 
 
 
 
お薬を投与して
2日目にこれが出て
6日目に自然消滅する
 
 
 
 
これって....
抗がん剤の副作用ですかね?
と尋ねると
 
 
 
 
病院
「目に何かが発現するという副作用例は
報告されていないけれど
副作用って個体差があるから、
ぎんちゃんは目にも出るのかもね」
 
 
 
ふぅむ...うーん
 
 
 
 
抗がん剤治療の経験がある
数人の先輩飼い主さんに
ちょっとお尋ねして
お話しを伺っていたところ
 
 
 
 
はっひらめき電球と思い出したことがあり
 
 
 
 
「身体って不要な成分を
身体中の穴という穴を使って
排出しようとする」
これは私が以前、手作りご飯を
習ったペット栄養管理士さんの言葉。
 
 
 
 
ぎんじろの場合、
おちっこ、うんP
それ以外に涙腺が
排出に使われているのかも?と。
 
 
 
 
または
涙腺が何らかで詰まり
涙腺閉鎖症になるのか?
 
 
 
よくわからないけれど
ねーねちゃんと同じかぁ~ひらめき
(*犬は家族を映し出してくれる鏡の役割もあるからねドキドキ*)
と、変に腑に落ちました。
 
 
 
ねーねちゃんが赤ちゃんの頃
「涙腺閉鎖症」という病気になり
(涙の出口から鼻に通る道が塞がる病気)
針を通して手術するかどうかを
問われていた時があって
(*生後5ヵ月以内なら無麻酔手術が可能と
言われた...いや、痛いだろうよハッ*)
 
 
 
「おうちでこれをやってね」と
医師の助言通りに
涙腺マッサージをしていたら
いつの間にか涙腺が開いて
手術をしなくても治ったのでした。
(*鼻風邪をひくと速攻詰まるけどね...*)
 
 
 
 
ぎんじろは去年、肝臓に不具合があり
(空砲性肝障害)
東洋学的には肝臓と目は繋がっていると
考えられていて...。
弱っている肝臓で今、抗がん剤を
一生懸命解毒しているわけですよあせる
 
 
 
 
肝臓、お疲れですよ~ということを
目の不具合で教えてくれているのかもひらめき電球
 
 
 
 
カピカピの目元をキレイにしてあげたくて
お風呂に入れた、というのも理由のひとつでした。
そして、軽く目元をマッサージ笑い
 
 
 
 
 
目が濁っている時によくやっていた仕草がこれ↓
やたらと上を向いて、鼻をフンフカ鳴らします。
 
 
 
 
不思議と濁りが自然消滅すると
この仕草もおしまい。
 
 
 
 
点滴が終わった後は、脚にべトラップを巻いているのですが
かぶれてしまうので2日ほどで取ります。
 
 
 
違和感があるのかよく舐めてしまうので
直接、注射傷痕を舐めたりしないよう、乳幼児の靴下をリメイクしてレッグウオーマーも作りました。
(*だが、ぎんじろはレッグウオーマーを脱ぐ天才...*笑
 
 
 
 
 
辛そうな時は
ぎんちゃん、耐えてエライね
すっごく強いね
ぎんちゃんを心から誇りに思うよ
本物の勇者だね...
 
 
 
 
副作用がつらい期間は
耐えて時間を過ごすぎんじろに
静かに、静かに
語りかけ続けました。
(*頭と首は撫でていいよと言ってくれていた*)
 
 
 
 
苦しい時も、苦い粉薬を食べる時も
お世話になったのがコレ↓
パルシステムのカスタードプリン。
 
 
 
 
ぜーはー、ぜーはーしている時も
冷たくておいしい!
横になりながらも食べたいって
ベロちゃんがペロンと出てくる。
ほんの少しの気分転換にウシシ
 
 
 
 
 
さて、体の様子はというと
投与日。
 
 
 
2024年4月1日チェック日
分葉核好中球 7394 → 4732
 
 
ヘマトクリット値が27.3
貧血はまだ出ているけれど...
 
 
身体のエコーも撮影しました。
転移の影はひとつもありません。
 
 
 
病院
「よし!
完全寛解状態 
良いでしょう!」
 
 
 
完全寛解とは...
治療の結果、
がんによる症状や検査での異常が
見られなくなり、正常な機能が
回復した状態のこと
 
 
 
 
やったー飛び出すハート
ぎんちゃん、おめでとうゲラゲラキラキラ
 
 
 
 
チェックの日、4月1日の朝。
去年10月に球根を植えていたチューリップが開花したの。
 
 
 
これを見た時
ぎんじろは大丈夫。ご先祖さまやお陰様から、ちゃんとサポートをいただけている。
 
 
 
...と感じました。
 
 
 
 
全体の検査結果をねーやちゃんがまとめてくれ
 
 
 
 
 
 
 
かかりつけ医にも
病院
「おお!こう見るとわかりやすいな~ひらめき電球
褒めていただけました笑
(*ねーやちゃん ありがとう!*)
 
 
 
ただ、ここでも
病院
「ぎんちゃんの場合、抗がん剤は
白血球よりも赤血球を叩いて
しまったんだね....結構レアケースあせる
(*またか!*)
 
 
 
 
骨髄抑制がまだ働いているので
5月半ばぐらいまでは
養生の生活を続けますクローバー
 
 
 
 
1~2か月後に
ワクチン5種を接種予定。
今年の狂犬病予防接種は
抗がん剤治療をしたため
猶予になりました。
 
 
 
 
 
 
かかりつけ医がおっしゃるには
 
 
病院
「ぎんちゃんの治療は
スーパーレアケースだらけ。
 
あの段階で偶然見つかったこと。
脾臓って、エコーで見ようとしても
なかなか見えにくい臓器なんです。
 
偶然映って見つかった。
ボクの記憶の中で
先月の健康診断の結果が
まだ残っていて違和感に気づけた。
 
そして....
切除手術へのご家族の決断の早さ。
脾臓の血管肉腫は急速増大する。
1週間遅れていたら、この結果は
なかったかもしれない。」
 
 
 
 
偶然見つかったこと。
速攻切除できたこと。
切除できる臓器だったこと。
 
 
 
 
お陰様のおかげ、としか
表現のしようがありません...。
 
 
 
治療中
私の不安は勿論、
ことあるごとに湧き出たけれど...
不安を感じる自分に蓋をせず
毎日深呼吸を意識して
その不安を味わいました。
 
 
 
 
その反対に...治療中の
我が家の雰囲気は
さんこいちの明るい雰囲気で
満たされていましたスター
 
 
 
 
ぎんじろを見ていて思います。
彼は今、この瞬間を生きているだけ。
 
 
 
その力強さに感服。
でもそれが「犬」なんですよね。
多少の不具合があっても元気元気。
身体の中で悪さをするものがあっても
人間の目には「元気」にしか映らない
のが普通だから。
(*人間側に正常バイアスが働くのかな?*)
 
 
 
 
そして...
「生きる」をサポートしてくれる、
人間の目には見えないものたちに
手を合わせ、頭を垂れ、
日々感謝を伝えられる豊かさを...
(何より自分自身を労わり愛することが軸ですねクローバー
 
 
 
 
 
 
教えてくれたのはぎんちゃんなんだよ。
(...と、‘ワタシを生きる‘ ことを教えてくれた郁代先生ハート
 
 
 
 
小さな体を使って...
こんな体験、あんな経験、持ってきてくれて本当にありがとうハート
 
 
 
 
治療はチームワークだったね。
ぎんじろ、先生や看護士さん、人間家族。
 
 
キレイして助言もくれたMayさん、
そして案じながらも、程よい距離を
保ち続けてくれた近しいシュナ友さんたち。
ありがとうございました飛び出すハート
 
 
 
 
 
 
完全寛解のお祝いは大好きないちごいちご
ニコニコわ~こんなに?いいデスの?
 
 
 
 
やった~目がハート飛び出すハート
身体が以前と違うことを考えると
 
 
 
 
犬の集まる場所へ行ったり
ワン友さんたちと会うことも
もはや無いだろうけど...
当たり前の毎日を家族で楽しく過ごしますニコ
 
 
 
 
 
お日様あびて晴れ
緑が浄化してくれる空気をたっぷり吸ってクローバー
今ここにある自然に感謝してお願い
 
 
 
 
うずまきほにゃらら~うずまき
お気楽に暮らしていこうチューリップ紫チューリップオレンジチューリップピンク
 
 
 
 
みなさま、
長い治療記をお読みくださり、
ありがとうございました。
もうひとつ、
番外編を書かせてくださいメモ
 
 
 

<ぎんじろ治療記part9
『番外編 そういうことだったとは!』
To Be Continued>