出資馬・JRAレース結果(10/23-28) | ボロは明日の糧になる2018 (仮)

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本日は、【キャロット】出資馬が勝ち星を”ひとつ”挙げてくれた。

 

出資・出走馬の「短評」を述べると、、、

 

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アヴェラーレ嬢(5歳牝)は中団馬群の中につけて、直線で外からジワジワ差し伸びてきた。
 

前後半3Fで前半が0.4秒速く、速めの平均ペース。ただ、スプリント戦とすれば遅めのスローペースで”前残り”の流れ。スタートで出負けして”後方”からとなり、位置取りは”中団”が精いっぱいで「展開」不向き。このレースで「上位争い」可能なのは、”前付け”している組か”内”を回した組のみなので、この時点で”勝負圏外”。ちなみに、後方から掲示板”3・4着”に追い込んだ2頭は内を回してイン突きした組であった。

本馬としては本来の”終いのキレ”をみせられたとは言えない伸び脚。数字上でも”メンバー7番目タイ”の上がり脚【34.3】に留まり、不完全燃焼な”レースぶり”に終わった。

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スティールブルー嬢(2歳牝)は好位の外につけて直線で一旦先頭に立つも、キレる後続に差し込まれた。
 

前後半4Fで前半が2.4秒遅いスローペース。前残りかつ上がり3つの”瞬発力”勝負。イイ位置につけて内に1番人気馬を包み込み、形としては申し分なし。残り【2F】棒を過ぎてから追い出すとグイグイ伸び脚をみせて、残り【1F】棒手前で先頭の逃げ馬②(石橋脩)を交わした。ただ、残り【0.5F】を凌ぎきる余力が残っておらず、苦しくなって内へヨレて余計に差し込まれ易くなった印象。

数字上で”メンバー5番目タイ”の上がり脚【33.8】に留まったものの、有利な”前”の位置を取って、直線もしっかり前を捉えきる差し脚をみせた本馬をもっと褒めていい。尚、上がり3Fのレースラップ【11.4→11.2→11.0】を合わせて【33.6】のトコロで差し切った、勝ち馬④(ルメール)のキレ味【33.3】には悶絶する。

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ラスール嬢(4歳牝)は好スタートから逃げ態勢に持ち込み、ゴール前まで粘り腰をみせていた。
 

前後半4Fで前半が0.5秒速く、速めの平均ペース。道中【11.5】前後の早いラップを刻み続けており、後方勢は追走で”脚”を使いきるので前残りの流れ。迷わず”逃げ”態勢に持ち込んだのだが、2・3番手の2頭⑤⑥が約1馬身差以内でついて来ており、道中でずっと”突かれ”ながら”圧”(プレッシャー)をかけられるツライ展開。それでいて直線で⑤⑥を振りきって両馬を”5・6着”に沈めたうえで、ゴール直前まで”勝ち負け”を演じた。加えて、ココは”昇級戦”となる「3勝クラス特別」。最後は差されたものの、”息”の入れられないレースをゴール前まで粘り込んだのだから立派。

走破時計【1.32.1】は先週の重賞「富士S」の”4着”相当。逃げて”時計”を刻み続けた(作り続けた)うえでの走破タイムなので、時計の価値は高い。これは既に「重賞勝ち負けレベルに達している」と本馬の”強さ”を再認識した「レース内容」だった。

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ウインモナークくん(4歳牡)は好位から中団に控えて、直線に向くとイイ差し脚で追い上げてきた。
 

前後半3Fで前半が3.3秒速いハイペース。スプリント戦といえども後方勢に有利な流れ。直線入口で先頭と約4馬身差「7番手」から、残り1F棒で先頭と約1馬身差「2番手」まで追い上げて”勝ち負け”に加わった。残り【0.5F】付近で脚が上がってしまい、先頭に並びかけるトコロまでは届かなかったが、十分好走と言える。

鞍上・黛騎手は序盤の向正面「好位争い」から控えた判断が好プレー。これにより被されない位置で”余力”を残して直線を迎えられた。ただ、終わってみればこの位置からの”仕掛け”でも早かったようで、ゴール前で”脚”が上がるシーンに繋がった。いつもなら継続騎乗で結果を向上させる鞍上なのだが、今回はテンノリから「結果」を出してきた点でさらに「評価」を上げている。

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タイキスパルタンくん(4歳セン)は中団の内につけて、直線も内を突いたが詰まり通しで追えなかった。
 

前後半3Fで前半が1.7秒速いハイペース。スプリント戦なのでこれでも前残りの流れ。最後まで詰まっていたので脚が残っていたかは定かではない。ただ、現クラスではよくて「入着争い」なので、詰まらなくても”勝ち負け”には届かなかっただろう。今回は鞍上をフォローできない直線の”捌きっぷり”だった。

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アイベラ嬢(3歳牝)は中団前寄りの馬群の中につけて、直線は伸びきれないものの粘り込み。
 

前後半4Fで前半が0.2秒速い平均ペース。脚質面で有利不利のない流れ。3~4角で押し上げて行けず、直線は「3番手争い」からなんとか”5着”掲示板に踏みとどまった。
 

今回は前走と比較してメンバー構成に好走馬が多く、3番人気に下げたように”骨っぽい”相手。そこで「掲示板」確保できたのだから立派な好走と言え、次走以降も”勝ち負け”を意識できる走り。”左回り”の新潟コースよりも、やはり”右回り”の走りがスムーズで良く映る。

 

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ジークルーネ嬢(2歳牝)は好スタートから好位に控えて、直線ジワジワ伸びて差し切り勝利。
 

前後半3Fで前半が2.1秒遅いスローペース。前残りかつ上がり3つの瞬発力勝負。直線で先頭となかなか差が縮まらず、半ばを過ぎても2馬身差は捉えきれないかと覚悟したが、ゴール前で逃げる③(松山弘)をなんとか捉えて交わせた。

数字上で”メンバー5番目”程度の上がり脚【33.9】に留まったようにキレるとは言えない。だが、キズナ産駒らしいパワフルな伸び脚。スローなので走破時計も目立たないが、ソコソコのイイ脚を長く使える”持続力”を好評価したい。

尚、本馬の母ロスヴァイセ嬢(11産/3勝C)は元出資馬で、俗にいうキャロットの”アワ・ブラッド”(母馬優先出資権利あり)。ヴァーンフリートくん(19産/3勝C)・スキルヴィングくん(20産/G2勝利)に続き、母の産駒に”3頭目”の出資。


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レイレフア嬢(3歳牝)は先行策から直線入口で先頭に立つも、背後の1番人気馬にクビ差交わされる。
 

3角から前を捉えに動いて、直線も”粘り腰”をみせてくれた。地方初戦となる前走が馬体重”+14kg”の太目残りが影響して全く動けずに大敗しただけに、今回は”後がない”陣営が馬体重-12kgでベスト体重まで絞り、パドック中継の録画をみると馬体の”造り”と”動き”が良化したコトは明白だった。

それでいて「笠松/C級」の底辺近くになる”20組”以下の相手に押しきれなかった点はいただけない。JRAに出戻っても好走する馬は、仮に”芝”馬であっても脚力頼みの強引な競馬で”地方ダート”を勝ち上がるのが通例。それだけにまだまだモノタリナイ”レースぶり”。また、(8頭立て)5番人気の人気薄・ノーマークの立場だけに、ラクな位置を取れてラクな競馬ができたが、次走以降は人気馬に競りかけられるコトは言うまでもない。

 

 

・・・以上、平日ならびに土曜開催の纏めでした。

 

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※ぽいぽいプリンさま、ご提供。
オウマガタリ、、、
今月今宵のオタノシミは、ここまでにございます♪