姑と私が号泣して、子供たちは泣かなかったと思うのですが二人ともショックで口も聞けない状態でした。

しばらくすると死因を調べるので検査に行きますので廊下でお待ちくださいと。

廊下にベンチにすわってすぐに夫の職場へ電話。その後私の姉や父、夫の妹、姑のきょうだいに電話。

そうこうしてるうちに警察の方が数名やってきて倒れた時の状況を話してくれました。

今朝警察署の前の交差点で突然倒れられ、近くの人が救急車よんで、警察にも知らせてくれたので署員が駆けつけて心肺蘇生を試みましたが救急車がくるまでにはすでに。お悔やみ申し上げます。道での死亡ということで、事件性がないのはわかっていますがいろいろお聞きしないといけないので嫌な気持ちになられるようなこともお聞きしますがよろしくお願いします。

警察の方の一人が、実は昨日の飲み会に私も参加してたのです。昨日元気にのんでおられたのに朝人が倒れてますというので駆けつけてみると◯◯さんだったのでショックでした。自分らで蘇生試みたのですが。一度立ち上がろうとされたようなのですがその直後心臓とまってるのが確認されて救急車が来るまでマッサージしました。周りの人によると、横断歩道のところで一瞬苦しいのか胸を抱えるようにして、その方がちょっと視線を外してた次の瞬間には横断歩道に倒れていたので周りの人みんなで救急車よんで警察に助けをよんで、という状況でした。誰かに押されたとかはありませんでした。病院ではなぅ外で死亡したということで検死しなくてはならないので。

その後家での私や子供達の今朝の行動をくまなく聞かれ、姑も同じように朝の行動、それから借金があるかとか私の職業とかいろいろ聞かれました。事件性がないとわかってるけど規則なので家族が夫を殺していないという客観的な証拠を聞き取って書かないといけないということみたいです。その日は次男の授業参観で夫以外は自宅にいた(小学校に子供を迎えにいってるので)車でなければ誰も現場に存在できない(車で40分かかる距離)のが立証。

警察の聴取が終わり(一人一人聞いていた)その頃には義妹や姑のきょうだいが集まってきて、死亡した時の状況を聞いた範囲で伝え、お寺さんと葬儀屋に連絡。これは姑のきょうだい、夫の叔父叔母に寺と葬儀屋を決めて連絡するようにと言われ、たまたまタブレット持っていたので葬儀屋の連絡先とか調べて。夫が家に帰るときは葬儀屋の車でないといけないとのことなのでそに手配。私の姉には夫を迎える準備を頼んでいたので和室の片付けとかしてもらって。あれこれやってるうちに夫が戻ってきて、死因は心臓、心筋梗塞だったことを告げられました。このあとご遺体を綺麗にしますので12時までにお車の手配をしてくださいと言われて葬儀屋に電話、病院側の書類を書いて。夫の持ち物を確認して受け取ったり。だいたいが終わったところでみんなで診察室へいって医師から詳しい説明。CTでは脳に異常はなく、心臓には血管が詰まっている(冠動脈)部分がみられるのでここが詰まって心停止したと考えられます。もともと血圧高かったりありましたか?と聞かれたので特に服薬はしていなかったのですが健康診断で数年前からコレステロールや血圧が引っかかっていましたと返事。かなりの動脈硬化があるので朝の寒さで血管が収縮して詰まってしまい心筋が壊死したのでしょう。他に死因につながる初見もないので心筋梗塞が原因というのでほぼ間違い無いです。

ということで死亡診断書(夫の場合は死体検案書になる)をもらい、あとは一足先に自宅へ。

片付けをしてくれてる姉に到着時刻を伝え、子供たちと帰宅。和室に布団を敷き葬儀屋さんが布団のうえに敷物しいたり床の間になにかものをおいて準備してると夫が到着。夫を寝かせてお焼香セットとか配置して。

気が動転してるのでよくわからないまま親戚の人がお焼香に来られ、お寺さんも来られて、セレモニーの人がいろんなものを搬入して看板も立ち、ぼーっとしてるけど打ち合わせに突入しました。

ご飯食べたのかどうなのか記憶になく、「◯◯さん(私)これをこうしますね?」「はい。」と返事するだけでどんどん進んでいきました。最終決断するのは私なのでこれをこうします、いいですか?と提案されてはい、それでお願いしますといえば決定事項となります。

周りのおかげで1日目は終了しました。夜は11時ごろにみなさん帰宅されたので姑と私たち親子だけ残りました。姑は泊まって行くというので布団を準備して、姑は夫と寝ないというので私が夫の寝てる和室で寝ました。と言っても決めなくてはならないこととか考えなくてはならないことが山のようにあって1時間ほどうとうとしたのち結局起きて調べ物したりして過ごしました。