今日は病院へ行きました。

なぜかというと、祖母が入院しているからです。


先月、多治見から福岡へやってきた祖母。

今年に入ってからは体力がどんどん落ちて、入退院を繰り返しています。


佐賀に行っていたため、なかなか病院には顔を出せず、

ようやく今日行くことができました。


なんか正直あまり行く気がしませんでしたが。

病院で弱っている姿を見るのが怖かったのかもしれません。


ベッドの祖母は、力なく横になっているだけ。

話しかけても声を出すのも精いっぱいという感じでした。

かろうじて会話はできるものの、耳も悪くなっており会話が成り立たないこともしばしば。



そんな状態でもオレの心配をしてくれるんです。


「早く結婚しなきゃね。」


「車の運転は気をつけなさいね」


「今は仕事どうなの?」


「アトピーよくなったね。」


もう人の心配なんてしなくても、自分のことだけ考えてくれればいいのに。


「わざわざ休みの時間使って来てくれてありがとうね。」って。

話しながら気づいたら涙が出ていました。。。
「そんなこと言わなくてもいいよ。」といい手を取りました。



高校の時、大分で一緒に住んでくれて

毎日ご飯を作ってくれた祖母。

その時はそのことがどれだけありがたいことなのか感じれていなかった。


祖母はオレが食べ残したメニューは二度と出さず、

美味しいといったメニューは頻繁に出してくれました。


そこまで考えてくれていたのにもかかわらず、会話もロクにせず

自分がやりたいことばかりで寂しい思いをさせてしまったあの時。


それを父伝いに聞いて、

なんてばあちゃんに辛い思いをさせてしまったんだろうと思いました。


それを聞いて以来、ばあちゃんには頭が上がらない。

名古屋にいたときは、毎月一度は車で一緒に買い物に行っていました。


いつも帰り際、名残惜しそうにオレの車が見えなくなるまで手を振ってくれた。

もっとばあちゃんにしてあげれることはなかったのかな?


ここ数年で一番近くにいたオレ。

最近は父にも言いづらいことを俺には言ってくれるようになった。


ホントはもっと色々としてほしいことがあるんじゃないかな?


正直、あまり先は長くないと思う。


オレの子供は抱いてほしいなぁ。。。。。

でも、まだ話せるし。


生きてる間にできる限りのことをしたいと思う。

オレの理想の女性、ばあちゃん。

大好きです。