地域のシンボル「レンガの煙突」解体!

江戸初期より営まれていた杉田鋳造所の最後のシンボルであった、「レンガの煙突」が本年2月解体されました。

近くには、マンションが建ち並び、それまでは近鉄大阪線からも五位堂村の象徴として遠くからでも見えていましたが約100年以上風雪に耐えしっかり建っており、1980年ごろまでは畦道まで覆いかぶさっていた樹齢300年以上の6本松も、松くい虫等で1本、2本と欠け、煙突が唯一の鋳造所の名残であった。近隣の住宅化で、この度、倒壊の危険になる前に解体されました。


しかし、この煙突を使ったのは極々短期で、煙突内部には、煤が全然無く新品のようでありました。また、煙が出たのを誰も知らないという煙突・・・・高さは20m弱、広さ約2.5×2.5m・・・最後の役目は、「トランクルームの看板塔」でした。


2月12日が煙突さんのお別れ日でした。

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レンガの煙突

解体前↑                              解体中養生↓

解体作業中