龍安寺へ行って参りました。
車からうつる秋空が美しい。
秋の空 露をためたる 青さかな
ちょうど良い具合に光りが差し込み、
紅葉がより美しく見えます。
青くても あるべきものを 唐辛子
有名な石庭。
別名「虎の子渡しの庭」。
15の石が並べられていて、庭をどちらから眺めても
必ず1つは見えないように設計されています。
15にひとつ足りない14は、不完全さを表していて、
東洋では「物事は完成した時点から崩壊が始まる」という思想から来ているそう。
この考えは賛否両論だそうですが、私は賛成かな。
白砂で風情のある石庭ですが、哲学的な意味を持つとなると視覚だけでなく
表現力もかきたてられます。
京都は苔が多いな、と思ったら
気候が苔に適しているそうです。
写真に映えそうと思い激写。
振り返ったら、人だかりが出来ていました。
柿。秋の知らせ感じたので撮りましたが
渋い
俳句を読みたくなるくらい渋い
・・・私から一句。
秋深し 秋に恋して 旅終わる