本当にこれでいいのか
突如、節電と政府の号令で始まった『計画停電』
(東京23区や横浜市の一部が除外されている点、個人的には理解に苦しみますが)
実施当初から各地で信号機の止まった交差点での事故のニュースが
絶えませんでしたよね。
すでに実施から2週間近くになりますが
国の施策の『計画停電』によって、多くの国民の生命が危機にさらされていること
本当にご理解いただいた上での実施なのでしょうか・・・
医療機関や障害者施設等もブロックに組み込まれて例外無しに実施されている中で
起こるべくして起こってしまった事態
◆計画停電中に交差点で事故 病院で検査できず重体 3/25朝日新聞
計画停電で信号が消灯した交差点で60代女性がトラックにはねられ、
最初に運ばれた病院でも停電のためコンピューター断層撮影(CT)の検査ができず、
応急処置を施し、10キロ離れた病院へ転送され重体となっている。
http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY201103250258.html
※人工呼吸器などは自家発電で作動できるが、CTは消費電力が大きいため対応できないそうです!
医師も「事故や、3大疾病の脳卒中や心筋梗塞(こうそく)は時間との勝負だが、計画停電中は十分な診療ができない。救急センターのある病院だけでも停電地域から外してほしい」と訴えている。
◆救急隊の方のブログにも
救命センターの機能が停止してしまっては助かる生命が助からない事態に、と悲痛な声が。
◆入所型の障害者・高齢者施設でも
ニュースにならないだけで、相当な混乱が起きていると現場の職員は悲鳴を上げています。
ただだえさえ運営費や人件費が削られ限界の状態で気力だけで持ちこたえているようなもの。
医療措置の必要な方だっているし、停電に合わせた生活にシフトせざるを得ない状況下、
生活リズムの崩れが心身のバランスを大きく壊してしまう。
でも障害者や高齢者は救急車を呼んでも病院で診てもらう事すらできないことなんて
日常茶飯事。この世間の混乱の中でどう生きろというのでしょうか?
◆人工透析者の危機的状況
全国腎臓病協議会では震災2日後から厚生労働省に要望書を提出し、透析医療に対する支援・援助を訴え、
患者への情報を公開し続けています。
でも影響は他の誰でもない、患者さんの”身体”に及ぶのです・・・
トッペイさんのブログ
◆自宅で人工呼吸器や吸引、在宅酸素といったものを使って療養している方も
非常に多くいらっしゃいます。
でも普通のご家庭では非常時の発電機器なんてないですよね。
ご本人だけでなく、ご家族・介護者もどれだけ不安な思いを抱えて生活されているのか
計り知れません。
計画停電ではないですが、
実際に被災された方で電源確保に翻弄された方の記事が掲載されていました
震災の現場から(1)呼吸器電源 確保に奔走
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=38434
私の心臓には「生命維持装置」である補助人工心臓がついており、
常時電気を使って動かしています。
止まったら・・・お察しの通りです。心臓が止まる=息絶えるということ。
病院では発電対応の非常電源にプラグをさして点検もしています。
私は今、偶然、病院にいて停電の被害も受けず生活することが出来ていますが
他の医療機関や施設では本当に大変な苦労をして、常に危険と隣り合わせて
何とか生命をつなぎ止めているわけですよね。
同士とも言える闘病生活者でも差があり、
停電もなく水も使え不自由なく生活していることが
日々、申し訳ない気持ちが膨らんで、心苦しいです。
かといって何ができると言うわけではないのですが・・・
ここに載せたのは、氷山の一角にすぎないと思います。
多くの都県が計画停電をしていて、ニュースには出てこないことも
もっともっとたくさんあると思います。
どうしてそういう部分を、直面している事実をマスコミは伝えないのか?
ニュースにならないことほど、実は重要なことだったりしませんか・・・
地震で助かった命が、今度は違った形で脅かされている
犠牲者は出て欲しくない。そんなことでせっかくの命をなくすようなことが
あっては絶対ならないと思う
夏まで計画停電やるというのなら、
ナイター云々や被害の大きい場所だけに着目するのではなく
今起きてる現状、問題点を正確に把握し、
もっとやり方を熟考した上で、23区や横浜も含め
公平に行うべきではないでしょうか。
目の前の『国民の生命』のこと真剣に考えていただきたいです!!
家が、職場が倒壊しなくとも、様々な被害を受けている場所「被災地」は
東京都、首都圏にだってたくさんありますよ!!
まずは省庁・官庁・議事堂の官僚の方々も計画停電を体験され、
同じ痛みを共有すべきではないかと思ってしまいます。
現に地方自治体や民間企業は停電があろうが職務を全うしようと
工夫し、努力しているのですから。
東北の方、難を逃れて避難された方々、
そして福島の原発で今直作業に従事されている方々・・・
どうかもうこれ以上、震災の被害者が増えませんように願うばかりです。涙
突如、節電と政府の号令で始まった『計画停電』
(東京23区や横浜市の一部が除外されている点、個人的には理解に苦しみますが)
実施当初から各地で信号機の止まった交差点での事故のニュースが
絶えませんでしたよね。
すでに実施から2週間近くになりますが
国の施策の『計画停電』によって、多くの国民の生命が危機にさらされていること
本当にご理解いただいた上での実施なのでしょうか・・・
医療機関や障害者施設等もブロックに組み込まれて例外無しに実施されている中で
起こるべくして起こってしまった事態
◆計画停電中に交差点で事故 病院で検査できず重体 3/25朝日新聞
計画停電で信号が消灯した交差点で60代女性がトラックにはねられ、
最初に運ばれた病院でも停電のためコンピューター断層撮影(CT)の検査ができず、
応急処置を施し、10キロ離れた病院へ転送され重体となっている。
http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY201103250258.html
※人工呼吸器などは自家発電で作動できるが、CTは消費電力が大きいため対応できないそうです!
医師も「事故や、3大疾病の脳卒中や心筋梗塞(こうそく)は時間との勝負だが、計画停電中は十分な診療ができない。救急センターのある病院だけでも停電地域から外してほしい」と訴えている。
◆救急隊の方のブログにも
救命センターの機能が停止してしまっては助かる生命が助からない事態に、と悲痛な声が。
◆入所型の障害者・高齢者施設でも
ニュースにならないだけで、相当な混乱が起きていると現場の職員は悲鳴を上げています。
ただだえさえ運営費や人件費が削られ限界の状態で気力だけで持ちこたえているようなもの。
医療措置の必要な方だっているし、停電に合わせた生活にシフトせざるを得ない状況下、
生活リズムの崩れが心身のバランスを大きく壊してしまう。
でも障害者や高齢者は救急車を呼んでも病院で診てもらう事すらできないことなんて
日常茶飯事。この世間の混乱の中でどう生きろというのでしょうか?
◆人工透析者の危機的状況
全国腎臓病協議会では震災2日後から厚生労働省に要望書を提出し、透析医療に対する支援・援助を訴え、
患者への情報を公開し続けています。
でも影響は他の誰でもない、患者さんの”身体”に及ぶのです・・・
トッペイさんのブログ
◆自宅で人工呼吸器や吸引、在宅酸素といったものを使って療養している方も
非常に多くいらっしゃいます。
でも普通のご家庭では非常時の発電機器なんてないですよね。
ご本人だけでなく、ご家族・介護者もどれだけ不安な思いを抱えて生活されているのか
計り知れません。
計画停電ではないですが、
実際に被災された方で電源確保に翻弄された方の記事が掲載されていました
震災の現場から(1)呼吸器電源 確保に奔走
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=38434
私の心臓には「生命維持装置」である補助人工心臓がついており、
常時電気を使って動かしています。
止まったら・・・お察しの通りです。心臓が止まる=息絶えるということ。
病院では発電対応の非常電源にプラグをさして点検もしています。
私は今、偶然、病院にいて停電の被害も受けず生活することが出来ていますが
他の医療機関や施設では本当に大変な苦労をして、常に危険と隣り合わせて
何とか生命をつなぎ止めているわけですよね。
同士とも言える闘病生活者でも差があり、
停電もなく水も使え不自由なく生活していることが
日々、申し訳ない気持ちが膨らんで、心苦しいです。
かといって何ができると言うわけではないのですが・・・
ここに載せたのは、氷山の一角にすぎないと思います。
多くの都県が計画停電をしていて、ニュースには出てこないことも
もっともっとたくさんあると思います。
どうしてそういう部分を、直面している事実をマスコミは伝えないのか?
ニュースにならないことほど、実は重要なことだったりしませんか・・・
地震で助かった命が、今度は違った形で脅かされている
犠牲者は出て欲しくない。そんなことでせっかくの命をなくすようなことが
あっては絶対ならないと思う
夏まで計画停電やるというのなら、
ナイター云々や被害の大きい場所だけに着目するのではなく
今起きてる現状、問題点を正確に把握し、
もっとやり方を熟考した上で、23区や横浜も含め
公平に行うべきではないでしょうか。
目の前の『国民の生命』のこと真剣に考えていただきたいです!!
家が、職場が倒壊しなくとも、様々な被害を受けている場所「被災地」は
東京都、首都圏にだってたくさんありますよ!!
まずは省庁・官庁・議事堂の官僚の方々も計画停電を体験され、
同じ痛みを共有すべきではないかと思ってしまいます。
現に地方自治体や民間企業は停電があろうが職務を全うしようと
工夫し、努力しているのですから。
東北の方、難を逃れて避難された方々、
そして福島の原発で今直作業に従事されている方々・・・
どうかもうこれ以上、震災の被害者が増えませんように願うばかりです。涙