昨日の自己プロで、稲垣さんと
「家電!」「掃除機!」って叫んだと書きましたらば、
いろんな方から「なぜ『家電』wwwwww」とか「ミステリアス」とかコメントをいただいたのですが、

私、本業は「街のでんきやさん」なんです。


昨日の自己プロで、今私が仕事として何をしているかということをヒアリングされた際に、
家電販売の一環で整理収納サポート(納品ついでにお掃除少しさせていただいたりとか)や
パン教室(ホームベーカリーやオーブンレンジご購入後のフォローとして)などしていますと
自己紹介しました。

ということで、
「家電!」「掃除機!」の叫びは単にうちの取扱商品を稲垣さんが叫んでくださったという
ミラクルが起こったまででして
たぶん、これまでの自己プロでも「〇〇!(化粧品のブランド)」とか
「〇〇!(食料品)」とか、いろいろ叫ばれていたのではないかと思いますので


。。。え?叫んでい。。。ない。。。!?

 



うちは家族で家電販売をやっています。創業から42年になります。
郵便局で働いていた父が「一国一城の主になりたい!」と
それまで趣味でやっていた機械いじりで生計を立てることになりました。
お見合いから3か月でお嫁さん(母)をゲットして。

 
(祖母と私と母と父(といとこの後頭部))


私が小さいときはいろいろと苦労があったと聞きました。
電器店だけでは十分な収入が見込めず、
母と私を連れて夜な夜な信号機のメンテナンスのアルバイトをしていたそうです。

それでも私が6歳で幼稚園に入るころには、ちょっと余裕が出てきて
8畳2間のプレハブの家から、少し広くなった家へ移りました。

ちいさい頃は、私がこの電器店で働くなんて夢にも思っていませんでした。
お客様の声に直に応える仕事だから、楽しいこともあれば辛いこともあったりで
そういう場面を幾度となくみてきて
「電器店で働くっていう選択肢はない」と思っていました。

母も父とお見合いしたときは
「女は店の奥で編み物でもしていればいい」と仲人さんに言われ、
それを信じて結婚したそうですが、
創業から42年、一度たりとも平日昼間に編み物などできなかったと言っています。

それだけ一生懸命お客様の声を聞くことをやってきて、
それだけ一生懸命お客様のニーズに応えることをやってきた
ということなのだと私は思ってるんですけどね。


両親を見てきて、今更ですけど、私もそういう商売人になりたいなと思っています。