チャギ


漢字で書くと「自己」


何のことかというと、韓国で恋人同士がお互いを呼ぶときに使う呼称。


相手のことを「自己(自分)」と呼ぶなんて意味不明だったりするのですが、要はもう自分のものっていうか自分の半身みたいな意味なのかもしれません。


ドンちゃん曰く、



「HONEY~」「DARLING~ドキドキ

そのくらいの甘い言葉らしい…。


しかし、ここでもまたまた勘違い日本人女子の話を聞きました。


多分、ドラマとかで耳にするから使ってみたいだけなのだと思いますが…。


彼女は彼を「チャギヤ~」と呼ぶが、彼はけして「チャギ~」とか「エギヤ~」と呼ばない。


しかも、そのチャギが年に2~3回チェンジする…。


もちろん、つまんない男にずるずる時間を使うより、こりゃダメだなと思ったらさっさと別れて正解だと思うんですけど。

でも、すぐに「チャギ~」は私には理解不能。

せめて、彼のほうからそう呼ばれるのを待つとか、「チャギって呼んで」といわれてからの関係を作れば、韓国男子彼氏のヘビーローテーションは避けられると思う。

 結局、簡単にそんなふうにチャギ~なんて呼ぶから相手からも

「単なる韓流好き」とか「とにかく韓国人と付き合いたい女」という目で見られてしまいバカにされるんじゃないのかしら???


ロマンチックコリアンですから、そりゃあ近くにいたら優しいですよ。


ドンちゃんは「サランヘは挨拶。そりゃ友達には言わないけれどね。本当に大事なことは態度でわかるでしょ?」


だから、相手の呼称ひとつでも、本当にそう呼び合う関係かどうかって考えたほうがいいと思います。



韓国語にはもうひとつ恋人を呼ぶ言葉があるのですが…


「オッパ~」(お兄さん)

でも、オッパ~は別に恋人限定ではないんですよね。年上の男性に親しみをこめて使う言葉なので別にそういう関係でなくても使うのです。

私の勝手な解釈だと、恋人同士の場合は、

「オッ(ここでためにためて)ツツツパア~(息の続く限り~でもあくまでも甘く…)」

こんなイメージがあります。


でも、そんな便利な言葉も私は使えません。


それはドンちゃんが1歳だけど

年下だからです。


そして、これが夫婦になると

「ヨボ~」になる。

ヨボセヨ~のヨボです。

夫婦になったとたん、「ハニ~ラブラブ」 から 「ちょっと~DASH!」 になるみたいで個人的には抵抗があるけど。


ちなみに私たちは、


ドンちゃんは、わたしのことを呼び捨て…人前ではちゃんづけ。

私はドンちゃんのことは○○氏と呼びます。


会話だと「タンシン」も多いです。

あなたという呼び方の丁寧なバージョンです。


でも、呼び方のバリエーションは、家族になるともっと複雑でちょっとあたまが痛いです。