私たちはあるペンパルサイトで知り合いました。 事実、しばらくは、ただのメル友でした。

お互いのことに踏み込まず、文化差異とかを一般論として言い合うだけ。

平和なメル友でした。

そして、数ヶ月、私はその返事をほったらかしてしまいました。


彼は、その間、日本人の既婚女性とメル友になっておりました。

別にそのこと自体はなんともないのですが、その彼女からのメールの内容がだんだん重くなってきたと言う。

非常にきれいな女性にも関わらず、妊娠を境にご主人とセックスレスになってしまったという。

そしてそのときできた愛人と15年関係が続いてご主人が毎日外で食事をしてくる。

そして子供たちが成人したら、離婚する。今は子供たちのためにいい母でいると言う。

離婚のときに不利にならないように写真も抑えてあるし、財産の名義変更もしてあるんだってと。


ここで私は


は????「こども…たち…複数形?」


妊娠を境に15年間セックスレスになったのならば、どうやって二人目の小学生の子供がいるのか???


彼曰く、「子供は二人欲しいと思ったのか、二人作れば戻ってくると思ったのかとにかくずっとセックスレスだったけれど、計画的に妊娠したと言っていた。」


もう私はここまで聞いてぞっとした。

自分がセックスレスであるハナシをシングルの異性にするだけでもぞっとする。

でも子供をそういう手段に使うことがもうぞっとした。


しかもそういう話を異性にするのは充分にセックスアピールだと思う。

純粋な悩み相談とは思えない。


そんな人には、メールを送らないでくれとお願いした。

返事を書くから、返事がくるのだと。


しかし、違ったのです。


「返事をかかないのにメールを書く人」だったドンッ

彼はメールを既にだしていなかったのです。


毎日ではなく、これくらいならしつこいと思われないよねっていう微妙な間隔で送ってくる。


「忙しいですか? メールがないから心配しています。」

「今日はいいことがありました。これであなたからのメールがあったら最高なのにな。」

「すごく寂しい。」

まあこんな感じらしいです。


私の感覚では、友達としか思っていないならメールが来なくても逆に

「彼女でもできたんかな? まあいいことね~ほっときましょう~」と考えます。

間違っても「寂しい」なんていいませんよ!


そして、そのままこういうことやっていてもいかんなあと彼も考えたのでしょう。

メールをだしました。 しかし、それからが悲劇の始まりだったのです。


翻訳ソフトと彼の優柔不断な性格がコラボってしまって…。


「こんな風にメールのやりとりをしてしまって、お互いに感情が生まれてしまったら不倫になってしまうし、いい加減メールはやめてしまいましょう」と書いたのに。。。。


「こんな風にメールのやりとりを続けていると、いつかあなたを好きになってしまう。それで不倫になってしまうのが怖い。だから(辛いけれど)メールはもうしないほうがいい。」


つまり、それくらい私は、あなたのことが好きなんだ~っていう愛の告白みたいなメールになってしまった得意げ


待ち焦がれた彼から、愛の告白メール、さてどうなる??


(続く)