私が仕事の中で苦手な障がい児自立支援。

 いやいや高齢者関連も得意ではないのですが、何というか楽しく巻き込んでしまえたり、もう先も長くないんだと思うと腹立つ想いも飲み込めたりするんですが、障がい児はこれからも長いので優しいだけでもダメで、厳しいだけでは逃げられ、日常社会生活に置いて空気を読むことも難しく、あまり体当たり過ぎても今度は自分がオーバーヒートしてしまうので苦手極まりないのです。


 そして、障がいがあろうとなかろうと人格の格は明らかに差があって当然!と頭では理解していても、

「これはここまで耐えないといけないこと?」や

「自分の子どものことで精一杯なのはわかるけれどもう少し他の子への配慮」をお願いしたい親御さんも少なくない。

 

例えば、自分らしさを主張するのは良いことだけれど自分のことを自分で出来ないなら子どもでも高齢者でもなるべく「公」の手がかからないようにしようとは思わないのだろうか?


 ロングヘアー問題はもはや玉突き事故で収拾がつかなくなってしまった例です。


 小さな女の子ならば本人及び親がロングヘアーをさせてあげたいと思うのは一般的だと思うし、強制的に切るなんてことは出来ない。

 でも少しでも自分のことを自分で出来るようになるためとか、職員の負担を考えると超ロングは、、、と思っている私もいます。

 将来的にはちょっと伸ばして結ぶことができればカットのスパンも長くなり節約もできるのでもうちょい先ならいいと思うし、入浴後乾かすことが出来て手先が器用でまとめられるならいいと思うのです。


 でもショートステイの入浴後のケアとか図工や調理などの実習での汚れや危険対策もやっぱり大変でスタッフの1人が親御さんに「できれば切っていただきたい」とロングヘアー児童3名の親御さんに申し入れしたら。

 1人は「髪を伸ばす人権もないのか?」とキレまくり拒否。

 もちろん切らない自由もある。

 2人はショートカットにしてくれた。


 2人ショートカットにしてくれただけでもスタッフの負担はかなり減ったので正直ありがたかった。

 ケンカになった時に髪を引っ張り合うこともなくなり、、、、。


 その2週間後に、新しく通うことになった男の子のお母様が、、、。

 急いでいるからだとは思うけれど、もうベルバラのオスカル様みたいに髪を靡かせて送迎にいらっしゃるのだそうで、、、。

 

 それを見たショートカットにした2人の児童が「やっぱり長いのがいい」と言い出し、泣くようになってしまい。


 切ってくれないかと言った職員が今度は自分を責め出してメンタルをやられ、、、。


 いろいろ収拾がつかないということで私が呼ばれたのだけど、ホントに申し訳ないのですが苦手分野過ぎて逃げたい。