2年前の今頃、やっと第1志望校が決まったものの、模試の偏差値では全く届かず、朝起きられないという特性のため近所の学校を第2志望にしていました。

 結果的には、ギリギリで第1志望に通うことが出来たけれど2/1〜2/10までの10日間は泣いたり笑ったりにお金の動きもありグッタリでした。


 第2志望の学校も偏差値は低いものの指定校推薦枠が生徒数以上にあり、文系のミッション大学には大きなアドバンテージがあるので、この学校に進んだらそちらに舵をきることになるだろうと思っていました。

 お得度はとても高い学校だと思います。


第1志望は、凡人に「時間管理」を徹底的に叩きこむ新興校の最右翼。

 G MARCH以上に500人近い合格者を出すので、すんごい高みを目指してるわけでないけれどっていう層にはコスパは良いと思います。

 実際入学するとそこまでキツキツではなく、元々が穏やかさんが多いのでゆったりしています。

 ただ合格実績はのべ人数で重複もあるのであまりあてにならず、国公立の合格人数100名弱という数字がリアルな実力だと思います。

 

 でも中高一貫って6年あるので学校の偏差値や評判もずいぶん変わるんだなあと感じています。


 ましてや親世代が学生だった時とは全く変わっているので、今になって周りを見ると「この学校も良かったなあ」と思うこともあり、学校選びも意外と視野が狭くなっていたと反省もあります。


 ただ、やっぱり中学生のうちから大学受験を意識する集団にいるのは娘みたいなのんびり屋さんには良かったとは思います。


 そして高校受験を回避することで来年の夏もやりたいこと思い切りできるのもいい!


 娘は付属の大学に行く気はゼロだし、行きたい学部も決まっているのでちゃんと時価をとって希望の6校回りたいと思います。


 いいのか悪いのかわかりませんが、娘は友人関係も広く浅く、性別も学年も関係なく付き合うタイプなので共学で良かったと思うし、仮に女子校行っても男子の友達はいるタイプなので超小規模校はしんどいだろうなという読みはあたりました。


 勉強も誤差かもしれない程度に最近するようになりました。


 勉強は「わかると楽しい」と言うようになって来ました。成績とかだけではなく常に好奇心や疑問を持って、なおかつ自分の不平不満の正当性を振り翳すだけでなくどうしたらいいのかまでを考えて動いて欲しいと願っています。


 中学受験の加熱に対して批判も多いですが、子どもの未来に上底や近道があるならさせてあげたいのは親心だし、子どもがやりたいと言えばいいのではないでしょうか。

 ただ、大学もそうですが合格は通過点なので東大合格すると初任給いくらとか年金月額30万なんてお約束はないのに、そういうのに近づく確率だけにすがるのは違うと思います。


 母子留学で海外に行ったから海外の有名大学から有名企業ってわけにはいかないのと同じです。

 自由だけを主張する成績も全く振るわない非常識な人になってしまい現在ニートな知り合いの親子もいます。


 そして勉強じゃなくても好きが見つかる人生にしたいと思っています。


 今年の初夏、太宰府天満宮で撮った写真です。

 今、本当につらいと思うけれど受験生は明るい未来を!

 



解き直しはあえて余白をつくってA3サイズにコピーした問題用紙に書き込むスタイルでした。


 勉強のお供はココアでした!!