日本企業の投資
1.1961年からジャマイカのコーヒー農家に対して融資が始まった。原資は旧安宅産業からの借入資金50万ドル。
2.日本との共同事業により、栽培および精製事業に資金提供
3.日本企業のジャマイカ現地法人設立し、農園を所有する。
セントアンドリュースにクレイトン農園をUCCブルーマウンテンコーヒー(株)設立
4.日本政府がジャマイカ国に投資精製工場から農家まで広範囲
5.1980年以降5000エーカーのコーヒー農園として開墾
そのため、日本企業との取引が最優先となり高値安定の構造が構築される。
キリマンジャロの日本購入基準価格はNY先物取引価格に上乗せする通常の価格形成システムであるが、ブルマンはスペシャルティーコーヒーの流通システムと同じで高めに安定した価格設定である。
さらには1981年以降ジャマイカ産コーヒーの日本向け価格がさらに上乗せされた。
原因としてUCCが主体となりジャマイカコーヒー輸入協議会を設立、UCC、アタカ通商、ワタル、MCフーズ、兼松、東食、豊産業が輸入窓口となった。
一説にはハリケーンギルバートの被害時にジャマイカコーヒー輸入協議会が生産者へ融資した返済を、現物で返済されているともいわれる。
いまのエスメラルダ・ゲイシャ種も独自のオークションにより高値安定で市場に出回っている構造に類似していると思うのは自分だけで?