8歳児のリハビリ日記 ~片麻痺も失語症も吹っ飛ばせ!~

8歳児のリハビリ日記 ~片麻痺も失語症も吹っ飛ばせ!~

交通事故で「片麻痺」「失語症」「高次脳機能障害」を抱えた、子供のリハビリ日記です。親子で明るく笑顔で障害に立ち向かいます!16歳になりました!

2008年4月。
小学3年生になったばかりの息子が、交通事故に遭いました。

ドクターヘリで病院に運ばれ、PICUで低体温療法の後、半年間の入院をしました。
退院後も「右半身方麻痺」「失語症(高次脳機能障害)」の後遺症が残りました。

でもそんな障害にも負けず、日々頑張っている息子の様子を書いたBlogです。
2012年4月で事故から丸4年経ち、8歳だった息子も12歳の中学生になりました。
これからも紆余曲折あると思いますが、私達家族をBlogを通して見守っていただければ幸いです。

Blogを書こうと思った理由ですが、一番の理由は将来息子が大人になってこの日記を読んだ時に、自分がどれだけ愛されていたのかとか、沢山の人が応援してくれてたんだって事を分かってもらえるんじゃないかと思ったからです。

それにもし同じような事故や病気に遭われた方がいらしたら、その方達に読んでいただく事でなんらかの参考になればと思っています。

また新しい治療法や、良いリハビリなどの情報交換もお待ちしております。

初めて読まれる方は、最初の方から読んでいただくと状況が分かりやすいかもしれません。


こちらからどうぞ



拙い文章ですが、末永くよろしくお願いいたします!

未来を信じて、一緒に頑張りましょう!!

アメンバー希望の方は、まずはコメントを頂けると嬉しいです。



入院中の写真です↓

$8歳児のリハビリ日記 ~片麻痺も失語症も吹っ飛ばせ!~-入院2ヶ月半頃


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健康診断で胃カメラを飲みました。(息子ではなくて父です)
鼻からのカメラで、やる前に鼻から麻酔薬を流し込むんですが、喉の方にも流れてくるので、喉も麻酔がかかった状態になります。
喉が麻痺していると、唾を飲み込むのが大変になります。
違和感があって、咳が出たりもします。
 
ふと思ったんですが、息子も事故の後しばらくは上手く食べられなかったり、水を飲むのも大変だったのはこんな感じだったのかもしれません。
今も麻痺は残っているので、鼻水が上手くすすれなかったり、食べているときにむせたりします。
今日喉が麻痺した状態であらためて「息子は凄く頑張ってるんだな」って思いました。
喉だけじゃなくて、片手も片足も麻痺があってそれでも頑張っている息子は凄いなぁって思います。
 
頑張ってる息子がこれからの人生を楽しく過ごせるように、僕も頑張ろうと思います。
 
※ちなみに検診の結果は全く問題ありませんでした~。^^
 
 
少し前に「isc細胞」のニュースがネットに流れました。
今まで死んだ神経細胞は再生できないと言うのが定説でしたが、兵庫医科大が脳の中に神経細胞を作る細胞がある事を発見したそうです。
 
その細胞を培養して脳の損傷個所に移植する事で、死んでしまった脳細胞が再び再生させる事が出来るようになるかもしれないそうです。
 
色んな細胞を再生させる「IPS細胞」が有名ですが、同じ多能性幹細胞でも「isc細胞」は体の中で自然に生まれるもので、ガン化する可能性も低く安全なんだそうです。
 
脳細胞が上手く再生出来るようになれば、脳梗塞や脳挫傷などで後遺症を持ってしまった人がもとの体に戻って、歩いたり、走ったり、両手を使ってなんでも出来るようになるかもしれません。
 
まだマウスの実験段階で、2年で臨床実験まで持ってく予定らしいので、大いに期待したいと思います。
 
詳しくはこちら↓
先月の25日で、息子も16歳になりました。ケーキ

中身は小学生くらいなんですけどね。あせる

事故に遭った時が8歳だったので、ちょうど倍の歳になります。


小学3年生が、高校1年生になりました。

先日ブログを読み返していたんですが、当時と比べると見た目はずいぶん大きくなったんだなぁと思いました。

ゆっくりで良いので、これからも少しずつ成長して幸せな人生を送って欲しいと思います。




髪が伸びて前髪が目に入るようになっていたので、カットしましたビックリマーク

事故の時に出来たハゲが何個かあるので、上手く隠しながら切るのが大変です。^^;



お久しぶりです。雪

年明け早々ですが、支援高校の寮に入所している息子ですが先週救急車ではこばれました。ガーン

事故の後遺症の「てんかん」での発作なので、その日のうちに退院して今は元気にしています。


事故後何年もてんかんの発作は無かったんですが、ここ2年位で3回ほど運ばれました。

体の成長と共に、てんかんが出やすくなる時期なのかもしれません。


寮での発作は初めてだったんですが、あまり続くと寮に置いてもらえなくなるかも・・。

先週から薬を少し強い物に変えたので、しばらく様子見です。



話は変わって、11月に娘が大学に推薦で合格しましたビックリマーク^^

医療関係の大学で、将来は言語聴覚士(ST)になるそうです。


英語の大学と迷っていたみたいですが、息子の影響で普段から「療法士」が身近な仕事だったのもあってか、最終的にそちらの方向に進むことに決めたようです。

ちゃんと勉強して、将来は立派なSTになってほしいと思います。


私立の4大なので、親の負担が半端ないですけど。^^;;

またまた久しぶりの更新です。^^;

皆さまお元気でしょうか?


息子は相変わらずですが、夏休みも終わって学校の寮で頑張ってます。

今まで寮に行ってしまうと全く連絡が取れなかったんですが、夏休みに携帯電話を買ったので息子とメール交換が出来るようになりました!

でも携帯を使っていい時間が決まっているので、30分程度しか出来ないみたいです。
それにやっていいのは通話とメールだけで、アプリやゲーム、インターネットは禁止です。

ホントは禁止じゃなければ、Lineが出来れば便利なんですけどねぇ。



そう言えば8月の初めに、ボトックスを足にやりました。

「ボトックス」と言うのは、麻痺で筋が異常収縮している部分に「ボツリヌス毒素」を注射することによって、収縮を弱める治療です。

今回は足(アキレス腱の部分)にやりました。


まだ一回終わっただけですが、少し柔らかくなりました。

でも並行して足を動かしてあげないとせっかく柔らかくなった部分がまた硬くなってしまうので、リハビリも大事になってきます。

来月診察をして、様子を見て2回目をうつかを決めるそうです。


足が上手くいったら、手の方もやってもらおうと思っています。





最近、目が悪くなってきました。

息子の事ではなくて、僕の方です。


元々眼鏡をかけているので目は悪いのですが、本を読むときなどは眼鏡を外さないと読めなくなってきました。


最初目が良くなったのかと思ったのですが、眼鏡を外すと相変わらず遠いところは見えません。


完全に老眼ですね・・。ダウン






今年で45歳になったんですけど、いろんなところで老いを感じるようになってきました。

あと5年で50歳、15年で60歳です。


15年なんてあっという間に過ぎてしまいます。


人生は長いようで短いなぁ・・。




話は変わりますが、先日息子の麻痺側の手をマッサージしている時に、


「早く手と足が普通に動くようになる薬とかが出来れば良いのにねぇ・・」

と息子に言ってみました。


息子はうなずいた後に、


「でも、もう慣れたからこのままでも大丈夫」


って言ってました。




前向きな性格から出た言葉なのか、僕が心配しないように言ったのかは解りませんけど。





あと一か月で年が明けますけど、正月はディズニーランドへ行く予定です。

寒いので行きたくないんですけど、家族のために頑張ります!(笑)



昨日は僕も息子も休みでした。

特に予定も無かったので、以前友達に聞いた「美味しい天ぷら屋」に昼飯を食べに行くことにしました。



そこのお店は浜名湖の近くにあるんですが、生簀から取り出した海老をそのまま天ぷらにするので新鮮で、からっと揚げてあるのでもたれなくてさっぱりしているそうです。




「魚あら」と言うお店なんですが、上の写真が一番人気の「活えび天丼」で、2520円也。


天丼にしてはお高いですが、それなりの価値はありそうです。音譜



楽しみに出かけたんですが、朝遅く起きたせいで朝食を食べていなかったので目的地の半分行った辺りで空腹が我慢できなくなってしまいました。汗





予定変更で磐田市にある「しまごん」と言う変わった名前のうなぎ屋に行くことにしました。




ここも知人に勧められていたお店で、前から一度行ってみたいと思っていました。







上の写真のランチセットを食べたんですが、肉厚でかなりのボリュームビックリマーク

今のご時世、この量で1980円ばとてもお得だと思います。

ふわふわでとても美味しく頂きました。グッド!




「しまごん」は、隣に簡易釣り場も併設されているので、今度来るときは釣りもやってみようと思います。




最近何かと話題の「再生医療」。

ES細胞」や「IPS細胞」、ついでに「STAP細胞」などの「多能性幹細胞」を使って、皮膚や臓器などを作り出してしまうあれです。

実際に骨髄から取り出した幹細胞から角膜を作って移植したり、骨の細胞から歯を作ったり、心臓の一部を再生させることにも成功しているようです。


このまま再生医療が進歩すると、胃ガンになったら胃を全部とってしまって、新しく作った胃と付け替えるなんて事も出来るようになるかもしれません。

もうほとんどアニメの世界です。


そうなってくると当然「脳細胞」の再生にも期待が出てきます。

でもよく考えてみると、脳を「新しい脳」と付け替えてしまったら全く別の人になってしまって意味がないので^^;、部分的と言う事になると思います。


「運動野」を損傷してたらそこの部分を再生して、「言語野」の損傷があればその部分の脳細胞を再生すれば、当然また走れたりスムーズに話せたり出来るようになるわけです。

夢のような話ですよね。グッド!

先日「夢の扉」と言うテレビ番組で紹介されていましたが、先端医療センターの田口 明彦ドクターが注目されているそうです。


今までは脳自体を再生させることに一生懸命になっていたそうなんですが、その前に周りの血管を再生することで脳の再生を促進させると言う考え方なんだそうです。

詳しくはこちら


ちょっと前には全く考えられていなかった治療法だと思うんですが、新しい考え方、技術の進歩が急速に起こっている気がします。


期待して待ちたいと思いますビックリマーク