確定申告。

国税庁のホームページで作成し、プリントアウトして、レターパックで出した。

e-Taxで申告して、ダイレクト納付にしようかと思いましたが、紙で出して納付書で郵便局から納付。極めてアナログ。

医療費控除も明細作ればいいんだけど、領収書置いとくのが邪魔なので、税務署に送ってしまった。来年までは大丈夫。

ペーパーレスが進んでいますが、仕事上はともかく、プラスチックはまだまだアナログで行くウシシ



と、そんなバタバタ期間の日曜日に観劇に。
マッサージで身体を労るより、心を労る方を選択する自分。

『FUN HOME』
父と娘を中心に、ある家族の物語。

仕事に勤勉、教育熱心な面もある父。
女性らしさを失わずにしっかり者の母。
両親の言うことをききつつ、目を盗んで弾ける明るい子供達。

日本にもいそうな普通の家族。
でも、普通というか、一般的じゃなかった。

なんだか泣けた。
ウチの父はゲイではなかったけど、娘が思う「パパはあの時何を考えていたんだろうか」という疑問は私も共感できた。

いなくなってから思う。
だけど、いた時は答えてくれなかった。
私がいつか死んでも会えるとは思えないから、答えは永遠に出ることはない。

車に父親とふたりで乗っている場面。
本当は大学時代なのだが、あの時間に戻れたらという思いからか、現代のアリソン(瀬奈さん)の姿である。
ウチの父はトラックの前にも飛び出していないから瀬奈さんほどの叫びにはならないけど、戻れたらなという気持ちになった。

瀬奈さん、衣装の白シャツ・ジーパン・赤いコンバース通りに自然な感じ。化粧もほとんどしてないよう(に見える)。
物語的に最後は緊張感が出るが、それまではいたってナチュラル演技。

久しぶりにliveな瀬奈さんを観てホクホクして帰った。


で、次の日。

瀬奈さん、特別養子縁組とな。
私も考えたことがある。でも条件的に難しいのではというのと、いろんな覚悟が私も夫も持てるかというので断念した。
私がカッコいいと思った女性は、本当にカッコいいな。
パパみたいになれるママと甲斐甲斐しいパパ。瀬奈さんと旦那さんのイメージはそんな感じ。