12月2日(火曜日)


今日はとっても寒くなりました。

北風が吹いて、今までのあたたかさが嘘のよう・・。

保育園に行くはるちゃんは、ママのふわふわマフラーをまいて

手を繋いで歩きました。


先日、阪大病院に伺ったら、こんな素敵なプレゼントを頂きました。

勤続20年のお祝いと言って・・・サプライズです。

琥珀色で、貴腐ワインのような素敵な甘いワイン。


グラスは私が結婚した時に、末の妹が、三姉妹に同じグラスを

用意してくれたものです。


「結婚しても姉妹三人がいつまでも仲良くいられるように」


記念のグラスで、あたたかいお気持ちも一緒に頂きました。

とても嬉しかったです。ありがとうございました。



クリスマスが近づいて、りゅうちゃんもはるちゃんも

サンタさんに何をお願いしようか毎日のように迷っています。


→りゅうちゃん


「ママ、ぼく、サンタさんにね。これをお願いしようと思うの。」



りゅうちゃんが指差した広告には、お手伝いロボットが載っていました。

(たぶん、ホンダ製?すさまじいお値段のする庶民の手には届かない物)


→ママ


「え!!!りゅうちゃん、これをどうして欲しいの!?」



→りゅうちゃん


「だって、これがあったらママが楽になるでしょう?

 だからサンタさんにお願いしようと思うんだよ。」


→ママ


「だ、だけど、これってすっごく高くて1000万円ぐらいすると思うよ」


→りゅうちゃん


「なんで値段なんて言うの?サンタさんが買うの?

 前にスパイダーマンのスーツ(着ると変身するスーツ)を

 サンタさんにお願いしようとパパに言ったら、

 そんなのサンタさんは届けられないって言ったの。

 どうして?サンタさんは、なんでも出来るんだよね?

 ・・・・・・・サンタさんは、本当はパパなの?」


まっすぐにママの目を見つめています。


ママはドキドキしながら、りゅうちゃんを見つめ返しました。


りゅうちゃんはサンタさんがパパであることを

信じているママに答えてほしいのか、それとも

サンタさんが居ると答えてほしいのか・・・・・。


→ママ


「だったら、パパに聞いてみたら?」


→りゅうちゃん


「パパには聞いたよ、そうしたら、はぐらかして

 適当なことばっかり答えるんだもの。」


ママは一息、深呼吸をしてから話しました。


「りゅうちゃん、サンタさんはりゅうちゃんが言う通り

 パパなんだよ。毎年、忙しい中にプレゼントを用意して

 寝ている二人の枕元に置いていたの。」


りゅうちゃんはママの目から視線を落として、

ポツリといいました。


「そうか、パパだったんだ。

 ぼく、サンタさんが本当にいるって信じていたのに。

 パパだったんだ・・・・でも、ぼく、信じているんだよ。

 ママだってサンタさんはいるって言っていたのに。」


りゅうちゃんは半分ぐらいから涙声になっていました。

どうしよう?

ママはサンタさんはパパじゃないと言うべきだったのだろうか?


→ママ


「りゅうちゃん、ママもサンタさんは本当にいるって

 信じているよ。本当に困っている人のところにプレゼントを

 届けてくれるって思うもの。親がいなくて、誰もプレゼントを

 持ってきてくれない子供のところにね。」


→りゅうちゃん


「・・・・うん、夜、パパにももう一度聞いてみる。」


夕方の会話はそこで終わりました。