アッシ、教育機関で勤めてきた職歴が長いんすが、一つ目の教育機関と二つ目の教育機関の間に一年間だけ営業職の経験があるんすわ…


一発逆転!営業職でリッチな人生が歩めんかな…と淡い期待を寄せて…


全然ダメだったんだけどね…




その営業職の頃から愛用しとる文具がありまして…

この人ら(ボールペン)なんですけどね…

この商品は自分の好きな色の芯(5本)をカスタマイズできるスグレモノでして…

まぁ、そうは言うものの、黒を使うコトが圧倒的に多いので、大半は…
こんな感じで、5本中3本が黒、1本が赤、もう1本が青…みたいな補充の仕方をしとるワケですわ…

しかし、アッシ…
元来“カラフル好き”でして…
うち何本かはこんな感じでピンクやらオレンジやらパープルやら水色やらをセットしとるワケでして…

当時の営業の仕事は飛び込みで、見ず知らずのお宅をドキドキしながら訪問しよったワケですね…

そんで、時折お客様にサインをお願いせんといかん場面もあるワケでして…

そんな時はサッと、懐からボールペンを差し出すんですがね…



因みに、当時アッシの会社が扱っていた商品は“不動産”だったので、結構ビッグなお金の取引になるケースが多かったんですが…



そんなある日、とあるお客様(女性)を訪問した時のコト…

課長が同行してくれていたんですが、土地を調査する為の同意書(←重要書類)にサインを貰う場面がやってきまして…

課長から「やまちゃん君、書くモノを…」と言われ、その時アッシは懐に2本のボールペンを忍ばしといたんすが、焦ってカラフルな方を差し出してしまいまして…

お客様がポチッと押して最初に出てきたのがオレンジ色で「あれっ!?」と次に出てきたのが緑色…

「あれっ!?あれっ!!?」

みるみる同意書のサインがカラフルになっていき、お客様、パニクっておられて…

何しろ、5色全てがパステルカラーだったモンで、アッシが撒いた種ながら、その様子が非常に滑稽で…

「あぁ、すみません」と普通バージョンを差し出したんすが、後で課長に、ドエライ怒られましたけど…(-_-;)



こんな感じで、アッシは営業マンとしては役に立ちませんでしたが、色んな面白エピソードが蓄積できたコトだけは良かったです…✨