大学3年の時に、アッシ…自転車をパクられまして、まだ運転免許も取得しておらず、不便で困っていたんすが…


当時、付き合い始めた彼女にそのコトを話したら「それは大変だねぇ…う〜ん…あっ!そういえば、私の住んでるアパートにずっと置きっぱなしになってる自転車があるよ!それ使いなよ!」と言うので見にいったんすね…


結構キレイな赤いママチャリで…✨


こんな感じ…だったかな…




やま「おぉぉお!こりゃ良いねぇ!ホントにずっと置きっぱなしなの?」


彼女「うん、そうよ!私がこのアパートに来た頃からずっと置きっぱなし」


…とのコト…


それならアッシが使っても誰にも文句言われんよね…というコトで、その日から乗り始めたのね…


「いやぁ、良い買い物をした」ならぬ「いやぁ、良い拾い物をした」って感じだったんすが…




その翌日…


彼女のアパートの内線が鳴りまして…

(当時、何故か同じ建物内の別の部屋に内線で通話できる機能を有しているアパートがあったのでした)


同じアパートに住む、同じ大学に通っているとある女子大生からで…


女子大生「あのぉ…自転車置き場にある私の赤い自転車なんですけど…貴方の部屋に入っていった男の人が乗っていくのを見たんですが…」


彼女「えっ!?えっ!?あれぇ…!?」


彼女が何やら動揺して「代わってくれ」と言うので、アッシから丁重にお詫びしてお返ししたんすがね…




しかし…


自分の所有物は自転車であれ、何であれ、他人が当たり前な顔して使いよるのを目撃したら、怒りもあるやろうけど、同時に恐怖やし、気色悪いよね…


申し訳ないコトしたなぁ…って後悔しつつ彼女を見たら…


「やまちゃん、ごめぇん」だって…


「ごめぇん」と言いよる割には全く反省しとる様子が伺えんのですがね…


当時の彼女は天然キャラで、そこにも惹かれていたワケで…


まぁ、今思い起こすと一連の出来事で特に誰も傷付けるコトもなかったのですが、ろくでもないのは間違いないですな…