錦ケ丘ヒルサイドモールに去年開店した「茶々福」。以前はトンカツ屋だったが、短命に終わった。

ここは山形名物、鳥中華、鳥そば、肉そばの3種類に特化している。


値段は普通。高くも安くもない。

最近仙台では鳥中華、鳥そばが人気で、あちこちに店ができている。


しかし「茶々福」という名前から蕎麦屋を連想するだろうか?

看板を見たらお茶屋か、大福を売る和菓子屋かと思うのではないか。もう少し蕎麦屋らしい名前にしたらよいのにと思う。




店のネーミングは大事だ。

店名が読めないとか、なんか引っかかる、と思った店はいつのまにかなくなっていることが多い。


例えば、


🐓🐓屋と書いて「ととや」と読ませる焼き鳥屋があったが、1年持たずに閉店した。味も場所も良かったが、誰も店名を読めなかった。読めないと、「今度の土曜日、〇〇屋で」と言えないではないか。


「PANE PECCATUM」という近所のパン屋も、なんと読むのか分からないうちに閉店してしまった。

(これは、パンネぺキャトゥム と読むのだったそうだ。閉店してから聞いた。意味は今も不明。)


洒落たフランス語の店名をつけて、ルビを振ってないパン屋も危ない。


相撲取りも同じだ。同級生だった蔵王錦は力士生活短命に終わったが、途中で 蔵錦 と改名したのが良くなかったと思っている。「ざたまにしき!」とか「くらたまにしき!」と応援されては出る力も出なかっただろう。


ヒルサイドモールのこの店舗では、幾多の飲食店が挑戦して敗れ去った。客はわざわざ錦ケ丘まで登って来ない。よほどのセールスポイントがないと続かない。

茶々福も1年持つか心配している。