2023年の取り組みとして、1月23日に有楽町の東京交通会館のなかにある沖縄観光コンベンションビューロー東京事務所で

一般のお客様向けの「おきなわ旅セミナー」が初開催されました。

 

これは、沖縄の離島を訪れてみたい方向けに、沖縄の離島の現地スタッフが東京に来て、

事務所で直接顔を合わせながら、現地の最新情報や現地の人がおススメする観光スポットなどを紹介して、

離島の旅をとことん楽しんでいただこう!という企画で、マニアックな質問もドーン!とお受けします!

という優れものセミナー。

 

第1回目は「八重山・石垣島編」ということで、私も行ってきました。

 

 

 

八重山諸島の代表的な8つの島

 

八重山(やえやま)諸島。
おきなわの言葉だと「やいま」っていいます。
 
最高ですよね八重山。
 
八重山には代表的な8つの島があります。
(無人島を入れるともっと多いんです)
 
八重山の中心の大きな島「石垣島」
世界自然遺産のジャングル「西表島」
NHK朝ドラ「ちゅらさん」の舞台になった「小浜島」
NHKドラマ「つるかめ助産院」の舞台になった「竹富島」
海を水牛車でお散歩できる「由布島」
人より牛が多い「黒島」
ジュゴンの神社がある「新城島」(上地島と下地島)
時計とスマホから解放される人口50人の「鳩間島」←「瑠璃の島」の舞台だったはず。
ドラマ「Drコト―」の舞台の「与那国島」
 
さて、どこに行く?
 
 

 

今話題の島「与那国島」。

 

今一番人気の島は、というと日本最西端の島・与那国島なんだそうです。
台湾が見える国境の島。
 
Drコト―の続編の映画が公開された影響なんだそうです。
それで、今、与那国島の宿が取れないんだそうです。
 
飛行機のチケットは取れてしまうので「宿は、行ってから考えよ!」と行ってしまうと、宿を探しても宿がない。
小さな島ですから、宿の数に限りがあります。
 
行くなら宿の予約は絶対必要で、昔は素泊りも出来たのに、ドラマの影響ってすごいですね。
 
「宿は絶対に予約してください!」
「もしくは飛行機で日帰り観光ができます! 朝8時の便で入って、夕方の便で石垣島に戻れますよ」
 
こんな話、現地の人じゃないと知らないよね~^0^
 
で、日帰り観光するとしても、バスは、タクシーはあるんでしょうか?
 
与那国にバスは一応あるけど、そんなに走ってなくて、
タクシーも都会じゃないから、手をあげればタクシーがつかまるわけではなくて「タクシーは予約!」というのが基本。
「だから、レンタカーが一番おススメです。もしくはレンタバイク、レンタサイクル」ということでした。
これは沖縄の離島全般に言えることですよね。
 
大きくて人口も多い石垣島にはコンビニもマクドナルドもあるけど、離島にはマックもコンビニもTSUTAYAもないしスーパーもない。もろもろないと思った方がいいです。
 
今年は3月31日、与那国島で海開きがあるんだそう。
伝統行事も満載な八重山。そのシーズンを狙っていってもいいし、地元の人的には12月の陶器市、人気作家さんの店は行列ができるだそうです。
 
最初に書きましたけど、与那国島は今「宿が少ない」(要予約)なんですが、逆に世界自然遺産の西表島は、あの「星野リゾート」が綺麗なホテル立てたので、収容可能なんだそうで、西表島は宿は大丈夫だそうです。
 
 
こういったお話を、隅から隅まで、ずずずいーと聞いてきました。
 
 
 
 
八重山ってレアな生き物や植物も多いんですね。
日没30分間しか見られないヒメボタルという小さな蛍がいて、
夜だけさくサガリバナ、花言葉は「幸福が訪れる」というバニラのような甘い香りでうっとりするんだそう。
あと星空。世界のダークスカイなんとか…という星空が綺麗なポイントに選ばれてるんだそうで、南十字星が見えるのもうれしいよね。
 
アクセスはどうする?というと、首都圏から飛行機で石垣島までとんで、そこから飛行機で回るもよし、だけど離島はやっぱり船!
 
石垣島を拠点に、石垣ー由布島ー西表島なら1日で船で回れるけど、波照間島は船で遠いから1泊覚悟してくださいとかね、
与那国島になるともっと遠いから、飛行機で日帰り、もしくは宿泊して楽しむ法がいいですよ!というお話とか。
 
石垣島から西表島に渡って、さらに船に乗っていく鳩間島あたりになると、完全に時計もはずしてスマホも電源を切って、
完全なるデジタルデトックスできてしまうから、思い切って鳩間島もあり!とか。
 
島めぐりはともかく「船」で、ただし冬は天気が良くても海がしけってて船が運休ということも多いので、島めぐりは冬以外がおススメで、冬だったら長期滞在で島にいると、最高に贅沢な時間が過ごせるようです。
 
 
島の中の移動はどうする?というと、タクシーは都会じゃないので、手をあげて拾えるものではない。要予約。タクシーは要予約。
だから、レンタカー、レンタサイクル、レンタバイク、レンタル電動キックボードもあったりするんだそう。
 
路線バスもあるけど、1時間に1本とか、学生の通学の時間が終ったらバス終わりとか、そんな感じなので、自分の足は自分で確保!がいいんだそうです。
 

 

現地のレアな商品は後で買うことが出来ないから、即買いを!

 

あとお土産の買い方。離島で売ってるお土産は、石垣島や沖縄本島には売ってないものが多いので、現地で買っちゃわないと、「ああ、買えばよかった」と後悔するから、現地で買った方がいいんですって。
 

 

天気の変化で船が出ないときは、何をして遊ぶか

 

 
冬はしけって船が出ない時、離島に遊びにいけなくなると、石垣島内で遊ぶことになります。
 
南の島の星を楽しむプラネタリウムや、島体験講座(島ラー油作り、ミンサー織作り)といった体験もあるんだそう。
八重山はハーブの島と言われてて、月桃やピパーツなどのハーブを使って自分のオリジナルラー油がつくれんだそう。
あと、9つの泡盛酒蔵見学(要予約)、30か所以上ある陶芸工房見学。それからグルメ、石垣牛にフルーツだとパイナップルにマンゴー、6-8月だとグルメでマグロが安く食べられるから、どこの居酒屋にいっても「マグロ祭」状態で、美味しいマグロをおなかいっぱい食べられるんだそう。JAが経営してりう「ゆらてぃく市場」にいくとマンゴーやパイナップルの香りだけで「耳のところがキュンとなる」んだそうな。
あとは石垣島のユーグレナモール。お土産品がいっぱい!ユーグレナも沖縄名産だもんね。
 
 
あとは、島を訪問するなら、イベントに合わせていくのもおススメで、黒島の「牛まつり」、抽選で1名に「牛」が当たるらしい。どうやって飼うんだよ!という感じで、爆笑! (一応当たったら、「私があなたの代わりに飼いましょうか?」と申し出てくれる牧場主さんがいて、「オーナー」になれるようです。東京に連れて帰ってもいいけど^-^
 
 

島で仲良くなってしまったワンちゃんニャンコの里親になって!

 

 
連れて帰るといえば、野犬(自由犬とよぶんだそうです)や野良猫。
沖縄はあたたかいから、ワンちゃんやニャンコが繁殖しちゃうらしいんです。
 
で、観光客の皆さんが「あっ!かわいい」とエサをあげるので、野犬も野良猫も、やたらひとなつっこい。
それで、仲良くなってしまって、「東京に連れて帰りたいんですけど」っていう相談も多いんだそうです。
 
それで、連れて帰れるんだそうです!
飛行機の貨物扱いで、やり方があるんですって。
NPO法人でワンちゃんの里親サービスの人が、飛行機に乗せる段取りや、おうちまで運ぶ段取りを相談に乗ってくれるんだそうですよ。「しっぽの会」というサイトを見てね!ってことでした。
 
あはは^^楽しい。
ワンちゃん連れて帰れるのは嬉しいね。
 
牛はさすがに、東京に連れて帰って、庭で買える人ってどれぐらいいるんだろう。「モー」で目が覚めるとか(ゲラゲラ)
 
逆に、「ワンちゃん連れて行きたい!」「うちのペットを一緒に沖縄に連れていきたい!」という方にはペットオッケーのホテルも八重山には4軒あるそうです(コテージタイプ)。
 
本土からワンちゃん連れてくるときに注意したいのが、必ずワンちゃんは7種混合ワクチン受けてもらってくださいってことでした。沖縄は年中あたたかいので、冬も蚊がいて、フィラリアなどもあるからだそうです。だって南国だもんねえ。

 

 
 
 
質問タイムでは
「黒島牛が食べたい」という質問がありました。
私もそういえば食べたことないなあ黒島牛。
ビューローさんによると、「黒島の牛は子牛で、黒島牛としては食べられてないんです。子牛は売られてナイチに行って、食べられる頃には松坂牛になってたり神戸牛になってたりします」という、まさかの回答がありました。
 
 
いやあ、楽しかった。
八重山という超人気スポットのお話だけに、お客様の質問もマニアックで、へえ!へえ!の連続で、楽しかったです。