善良なるカレー市民の皆さん。
カレー探偵、やみちゃんです。
聖夜からお正月は、やみ随筆でキマリ☆
と言ってしまった私。(=やみコミットメント)
年の瀬バタバタのこの時期、はたして需要があるかどうかは不明ですが福井県へのカレー遠征回想録を書きたいと思います。
だいたい今から1ヶ月前(11月下旬)ごろのお話です。
<福井県のカレー事情>
『北陸地方』というと、行政的には新潟県を入れたり入れなかったりもしますが、実際の住民意識としては富山、石川、福井の3県をさす言葉です。
いつもそうやって一まとめにされてしまう3県。
はたしてカレー事情は全部一緒なのでしょうか?
答えはノーです。
ノーマネーでフィニュッシュです。
(やみちゃんはコケティッシュです)
じつは、カレー王国富山の市民には福井県のカレー事情はほとんど知られていませんし、逆もまたしかり。
お互いにまったく関心がないといえるでしょう。
中間に石川県をはさみ、おそらくは富山の市民は能登~金沢のカレーに。
福井の市民は加賀~金沢のカレーには多少なりとも関心があると思われますが、その先がどうなっているのかには無関心なのです。
やみ「・・では、その先を見せてやるよ。・・その手を、離さないで☆」
<ACT1/サプナでインネパ活動>
インド・ネパール料理「サプナ」(福井県鯖江市)
鯖江といえば、眼鏡の街。
つまりは、”メガネ兄貴つながり”といえちゃうかも。(なわけない)
福井市内から10kmほど南下した場所にあります。
私はアウェーな店(※)が大好物。
(※カレー探偵用語。カタコトの外国人スタッフオンリーで外観が妖しく、店内のメニュー表記も変で日本人客はほとんどいない。現地仕様のスパルタンな料理を提供するようなお店)
しかしながら、最近はそのような魅惑のお店がどんどん減っています。
福井でもそのようなお店を探してみたのですが・・・まあ、皆無でしたね。
数少ないインドカレー専門店「サプナ」もチェーン店であり、ランチタイムは日本人客で満席でした。
愛知県発祥で、滋賀県にも支店があるようです。
コックはネパール人2名。
ネパール人が日本で覚えたインドカレーを出しているパターン。
(チーズナンなんかが売りだったりする)
日本人ウエイトレス1名。
客層は見事なまでにライト級カレー女子とカレー・ファミリー。
あとはカレー・カップル。
カレーのプロ(※)っぽい人は皆無でした。
(※カレー探偵用語。カレー道を究めんと日々カレー活動をし、カレー研鑽に邁進するもの。あるいはその意思を持つもの)
<食べる探偵>
ランチタイムは「ランチ」しか選べない感じ?
私が頼んだのは「デラックスランチ」1450円。
順に見ていきましょう。
デラックスにはこれが付いてきます。
鉄板ジュージューなチキンレッグ1本と、チキンシークカバブ1本。
これだけで500~600円はしそうなので、価格的には妥当でしょう。
熱いうちに肉にむしゃぶりつきます。
普通に旨いです。
やみ「まあ、かわいいっ!きゃぴ」
探偵さんの乙女ゴコロ(※)をくすぐる可愛いターリー。
(※カレー探偵用語。いろいろなものをちょっとずつ食べてみたい、味見してみたい。でも食べ過ぎたらアレだしぃ。・・ねぇ、一口でいいからそれちょうだい?)
それぞれの量は激少です。
育ち盛りの男子には極めて厳しいボリューム。
『インド料理を日本で学んだネパール人コックがつくる中華の影響を受けたベトナム料理』がキター。
やみ「君のハートに、胸キュン☆サマーロール!(※)」
(※カレー探偵用語。キメ台詞。絶対落としたいイケメンさんの前でウインクしながら言う。なおサマーロールは生春巻きの英語名)
チリソースで食べます。
まあ、想像通りの味です。
ひとくち・・・。
ほんとに、ひとくちでした。
我がカレー人生において、これほど激少な盛りのライスは見たことがありませんでした。
それでいて、味は超・本気モードなサフラン・ライス。
芳香を放つ、ホンモノサフラン使用です。
ギャップが素敵。
カレーは3種類付属します。
1つ目は固定の野菜カレー。
想像通りのインネパ系(※)の味。
(※カレー探偵用語。ネパール人がつくるインド料理のこと。割と水分が多めでさらっとしており、油の使用量も少ない。癒し系の要素あり)
よく見たら、ニンジンさんがお花のかたちに切ってありました。
・・もう、めろめろにされちゃうじゃん。
スプーンのサイズをみたら分かるのでは?
量は激少。
ポークはモモか肩のブロック肉を1センチ角に切ったものが少々。
ほうれん草はミキサーでペーストにされ、色合いと若干のえぐみを出す程度。
インネパ系でスパイスはあまり感じられず、マイルドです。
やみ「・・えっ!? なになに、福井に来てまさかのチャナ邂逅けぇ~!(※) かっ、なんちゅ~うれしいことが起こんがいね! びっくりしたちゃ!」
やみ、思わず出る『お国言葉』ではしゃぎます。
(※カレー探偵用語。適当に頼んだ料理に隠れキャラのひよこ豆(チャナ)を見つけること。おもわず歓喜しちゃう!だって、チャナ欠乏症なんですもの)
味は野菜カレーとほぼ同じだったのはご愛嬌。
骨無しチキンと、チャナが入っていました。
具材としては探偵さんの好物なので、たいがい許せてしまいます。
あまーいマンゴーラッシー。
ドリンクは9種からの選択性。
チャイの方が良かったかな。
***
ところで、右隣りにライト級カレー女子の3人組(推定年齢22歳)が座っていたのですが、入店時から退店時まで終始「会話無し」。
では何をしているのかといえば、それぞれずっとスマホをいじっていたのでした。
まあ、余計なお世話か。
もしかしたら、ネット上で(目の前の友人と)カレー談義していたのかもしれませんし。にゃはは。
<まとめ>
・福井県に数少ないインドカレー専門店。
・ほかに専門店があまりないから?常に満席っぽい。
・味はインネパ系でマイルド。万人に受ける食べやすい味。
・ファミリー、カップル、ママ友の女子会に使われてます。
***
サプナ 鯖江店
(インドカレー
/ 水落駅
)
昼総合点★★★☆☆ 3.3
***
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
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