■カレー遠征2013晩秋(越前)第1回■サプナ(福井県)■近くて遠い越前で海月になった探偵の話。 | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆

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富山県射水市在住のカレー研究家、ブロガー。ブログは14年継続中。カレーの聖地イミズスタンの命名者として、各種新聞・雑誌、テレビ、カレーイベントでイミズスタンをPRしています!イミズスタンのzineも出版!「ROTI circle」を主宰。


善良なるカレー市民の皆さん。


カレー探偵やみちゃんです。



聖夜からお正月は、やみ随筆でキマリ☆


と言ってしまった私。(=やみコミットメント)


年の瀬バタバタのこの時期、はたして需要があるかどうかは不明ですが福井県へのカレー遠征回想録を書きたいと思います。


だいたい今から1ヶ月前(11月下旬)ごろのお話です。



<福井県のカレー事情>


北陸地方』というと、行政的には新潟県を入れたり入れなかったりもしますが、実際の住民意識としては富山、石川、福井の3県をさす言葉です。


いつもそうやって一まとめにされてしまう3県。

はたしてカレー事情は全部一緒なのでしょうか?


答えはノーです。

ノーマネーでフィニュッシュです。

(やみちゃんはコケティッシュです)


じつは、カレー王国富山の市民には福井県のカレー事情はほとんど知られていませんし、逆もまたしかり。

お互いにまったく関心がないといえるでしょう。


中間に石川県をはさみ、おそらくは富山の市民は能登~金沢のカレーに。

福井の市民は加賀~金沢のカレーには多少なりとも関心があると思われますが、その先がどうなっているのかには無関心なのです。



やみ「・・では、その先を見せてやるよ。・・その手を、離さないで☆」



<ACT1/サプナでインネパ活動>


・看板

インド・ネパール料理「サプナ」(福井県鯖江市)


鯖江といえば、眼鏡の街。

つまりは、”メガネ兄貴つながり”といえちゃうかも。(なわけない)


福井市内から10kmほど南下した場所にあります。



・外観2


私はアウェーな店(※)が大好物。


(※カレー探偵用語。カタコトの外国人スタッフオンリーで外観が妖しく、店内のメニュー表記も変で日本人客はほとんどいない。現地仕様のスパルタンな料理を提供するようなお店)


しかしながら、最近はそのような魅惑のお店がどんどん減っています。


福井でもそのようなお店を探してみたのですが・・・まあ、皆無でしたね。


数少ないインドカレー専門店「サプナ」もチェーン店であり、ランチタイムは日本人客で満席でした。



・店内風景


愛知県発祥で、滋賀県にも支店があるようです。


コックはネパール人2名。

ネパール人が日本で覚えたインドカレーを出しているパターン。

(チーズナンなんかが売りだったりする)


日本人ウエイトレス1名。


客層は見事なまでにライト級カレー女子とカレー・ファミリー。

あとはカレー・カップル。


カレーのプロ(※)っぽい人は皆無でした。


(※カレー探偵用語。カレー道を究めんと日々カレー活動をし、カレー研鑽に邁進するもの。あるいはその意思を持つもの)



<食べる探偵>


・探偵の食卓


ランチタイムは「ランチ」しか選べない感じ?

私が頼んだのは「デラックスランチ」1450円。



順に見ていきましょう。



・タンドリーチキンとチキンシークカバブ


デラックスにはこれが付いてきます。

鉄板ジュージューなチキンレッグ1本と、チキンシークカバブ1本。

これだけで500~600円はしそうなので、価格的には妥当でしょう。


熱いうちに肉にむしゃぶりつきます。

普通に旨いです。



・プレート


やみ「まあ、かわいいっ!きゃぴ」


探偵さんの乙女ゴコロ(※)をくすぐる可愛いターリー。


(※カレー探偵用語。いろいろなものをちょっとずつ食べてみたい、味見してみたい。でも食べ過ぎたらアレだしぃ。・・ねぇ、一口でいいからそれちょうだい?)


それぞれの量は激少です。

育ち盛りの男子には極めて厳しいボリューム。


・生春巻き


『インド料理を日本で学んだネパール人コックがつくる中華の影響を受けたベトナム料理』がキター。


やみ「君のハートに、胸キュン☆サマーロール!(※)」


(※カレー探偵用語。キメ台詞。絶対落としたいイケメンさんの前でウインクしながら言う。なおサマーロールは生春巻きの英語名)


チリソースで食べます。

まあ、想像通りの味です。



・サフランライス


ひとくち・・・。


ほんとに、ひとくちでした。


我がカレー人生において、これほど激少な盛りのライスは見たことがありませんでした。


それでいて、味は超・本気モードなサフラン・ライス

芳香を放つ、ホンモノサフラン使用です。

ギャップが素敵。



・カレー1 「野菜カレー」


カレーは3種類付属します。


1つ目は固定の野菜カレー

想像通りのインネパ系(※)の味。


(※カレー探偵用語。ネパール人がつくるインド料理のこと。割と水分が多めでさらっとしており、油の使用量も少ない。癒し系の要素あり)


・憎いワザ


よく見たら、ニンジンさんがお花のかたちに切ってありました。


・・もう、めろめろにされちゃうじゃん。



・カレー2 「ほうれん草ポークカレー」


スプーンのサイズをみたら分かるのでは?

量は激少。


ポークはモモか肩のブロック肉を1センチ角に切ったものが少々。

ほうれん草はミキサーでペーストにされ、色合いと若干のえぐみを出す程度。


インネパ系でスパイスはあまり感じられず、マイルドです。



・カレー3 「ひよこ豆とチキンのカレー」(※日替わり枠)


やみ「・・えっ!? なになに、福井に来てまさかのチャナ邂逅けぇ~!(※) かっ、なんちゅ~うれしいことが起こんがいね! びっくりしたちゃ!」


やみ、思わず出る『お国言葉』ではしゃぎます。


(※カレー探偵用語。適当に頼んだ料理に隠れキャラのひよこ豆(チャナ)を見つけること。おもわず歓喜しちゃう!だって、チャナ欠乏症なんですもの)



味は野菜カレーとほぼ同じだったのはご愛嬌。


骨無しチキンと、チャナが入っていました。

具材としては探偵さんの好物なので、たいがい許せてしまいます。


・マンゴーラッシー


あまーいマンゴーラッシー。


ドリンクは9種からの選択性。

チャイの方が良かったかな。


***


ところで、右隣りにライト級カレー女子の3人組(推定年齢22歳)が座っていたのですが、入店時から退店時まで終始「会話無し」。


では何をしているのかといえば、それぞれずっとスマホをいじっていたのでした。


まあ、余計なお世話か。

もしかしたら、ネット上で(目の前の友人と)カレー談義していたのかもしれませんし。にゃはは。



<まとめ>



・福井県に数少ないインドカレー専門店。

・ほかに専門店があまりないから?常に満席っぽい。
・味はインネパ系でマイルド。万人に受ける食べやすい味。

・ファミリー、カップル、ママ友の女子会に使われてます



***

サプナ 鯖江店 インドカレー / 水落駅
昼総合点★★★☆☆ 3.3

***


やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」



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