光と闇 天降る星が奏でる物語 -2ページ目

光と闇 天降る星が奏でる物語

光と闇 天降る星が奏でる物語。

● 光と闇 登場人物略式紹介 八州 光流


1828年~ 八州 光流(やしま こうりゅう)


外神田の地にあった、八州家に生まれる。


八州家は御家人ではあるが、末席の三十俵二人扶持の家柄にある。


父の烈丞と母である一総(かずさ)の子として生まれる。


十の歳に上野不忍池で"神隠し"に遭い、異界の地にて過ごす。


十八の歳に長崎の地に戻り着き、蘭学を修す。


二十の歳に江戸に戻り、八丁堀岡崎町で医師の真似事を始める。


幼少の頃より、人の心の"相"を視る力を有しており。


異界での修業を経て、不可思議な数多の"謎の力"を持つに至る。



● 光と闇 登場人物略式紹介 大和 白露


1828年~ 大和 白露(やまと はくろ)


外神田、神田明神裏手の大和家に生まれる。


大和家は千石の旗本であり、父は幸慈郎で母は佐和。


兄に幸之丞が居り、次男の白露の下に、妹の葵がいる。


故あって十歳の頃より、南千住にある光波旭天流の道場に預けられている。


後に免許皆伝となり、師範代として当道場に忠勤。


光波四智仙、並びに旭天四剣豪の一人と呼称される。


腰には三振りの太刀を帯しており、総髪を肩まで垂らし、色白で細身、端整な面立ちの青年である。



道場に通う子弟達や、近隣の住民からは"しらつゆ"先生と呼ばれ、親しまれている。





● 光と闇 天降る星が奏でる物語 邂逅編 1

現世と似て、非なる世界に紡がれし物語。

事の始まりは西暦1848年(嘉永元年)

二人の若者が、再び邂逅する事により動き出す。

大和白露(やまと はくろ)は、外神田にある実家への訪問を終え、南千住にある道場への帰路についていた。

総髪を肩まで垂らし、色白で細身、端整な面持ちが印象的な若者である。

朱色を帯びた白地の羽織に淡緑の着流し、腰には三振りの太刀を提げている。

悠然と歩を進める華麗な姿が、道往く人々の目を奪ってゆく。

夕日の薄朱に染まる姿は、さながら石楠花(シャクナゲ)を想い起こさせる。

男性でありながら、どこか女性を匂わせる、美しさを醸しだしている。

この男、白露は旗本・大和家の次男である。

十歳の頃より、南千住にある剣術道場・光波旭天流に、故あって預けられていた。

この道場は剣術だけでなく、神佛の流れにも造詣が深い。

読み書きや、それ等の知識・技術をも、広く近隣の子弟に教えることも生業としていた。

白露は、若いながらも免許皆伝を許され、この道場の師範代としての日々を送っている。

下谷広小路を抜けて、上野不忍池仁王門前町辺りに差し掛かったころ。

白露を背後から呼び止める声がした。

清しい春の風が心地よく流れ、桜の花の香が僅かに鼻孔をくすぐる。

そんな暮れ六ツ時(日の入り頃)であった。

「おや・・・白露・・・か? 君は大和白露ではないかね?

いや懐かしいな、まさかこの様な場で出逢おうとは。」

白露は自分を誰何(すいか)した声色に、聞き覚えはなかった。

訝(いぶか)しげに振り向いた白露に対し、その男は満面の笑みを浮かべていた。

一見すると、白露と同じ二十歳前後の若さに見える。

しかし、その落ち着きからか、一回り以上の齢を重ねた印象を与えている。

蝦(えび)色の着流しに濡羽色の十徳という風体が、俗世とは少し異なる薫りを漂わす。

その眼光は涼やかでありながら鋭い力を湛え、白露を見つめていた。

一方の白露も、その声に聞き覚えはなかったが、どこか懐かしい響きを感じていた。

記憶の糸が、白露の脳裡を駆け抜けてゆく。

それに呼応するかの如く、腰に提げた三振りの太刀の一つが、微かに揺れた。

白露も光流も気付かぬ程の、微かな揺れである。

「ふうむ・・・。分からぬのも無理からぬことだな。

最後に別れてから、もう十年になるからな。」

十年・・・。

その言葉から、白露の脳裡にある一つの出来事が、虚ろながらも甦ってきた。

十年前、当時十歳だった私は、ある日母上から、こう聞かされたことがある。

「白露、落ち着いて聞きなさい・・・・・・。

貴方の御学友の光流さん、八州光流(やしま こうりゅう)さんが、"神隠し" にあわれたそうよ。

上野の不忍池辺りで、突然いなくなられたそうなの・・・・・・。

白露も気をつけなさいね。」

そう母上に告げられ、幼かった私にも、急に友がいなくなった悲しみからか、その夜から幾日かを病床に臥していた記憶がある。

しかし記憶は断片的であり、白い闇が今も覆ったままである。

その光流が今、目の前にたたずんでいるのである。

「光流・・・・・・ですか?

"神隠し" にあったと聞いていましたが、御無事でありましたか。

息災そうでなによりです。」

春風駘蕩(たいとう)を地で、表わすかのように白露は応えた。

少し呆れ顔で、ため息混じりに光流はこう続けた。

「おいおい、相変わらず昔と変わらんな、おぬしは・・・。

行方知れずになった昔の友が、こうして元気に姿を現したというに、さほど驚きもせんとはな。」

と天を仰いで嘆く光流に、白露は真面目に返す。

「驚いてはいますが、在り得ないことではありません。

この世界に偶然は無く、必然の下に、こうして相見えているのですから。」

そう微笑み返す白露に対し、やれやれと肩をすくめる光流。

さらに白露はこう問いかけた。

「それより、今まで何処で何をしていたのですか?」

その問いに光流は眼を閉じ、少し思案して後に、こう語りだした。

「うむ、そのことなんだが、話せば長くなる。

日も陰り、辺りも暗くなってきた。

また明日にでも会おうではないか? 住まいは今も外神田かね?」

「いえ、今は南千住の道場に住み暮らしています。

差し支えなければ、私から光流のところに出向きましょうか?」

「おぉ、それは助かる。今は八丁堀の長屋で、医者の真似事をしておる。

私の名を出せば、直ぐに教えてくれる筈だ。何時でも構わんよ。」

「心得ました。では明朝、伺うことと致しましょう。」

「相変わらず、えらく丁寧な言い回しの奴だな、おぬしは。」

そう言うと、光流は笑って手を振り、八丁堀の方へと歩いていった。

日暮れに近く、少し肌寒くなってきた頃。

二人の若者は、宿命という強力な磁場に引き寄せられるかの様に。

運命の場所、上野の不忍池で、再び邂逅を遂げた。




 1月6日に購入したものです。


バイクに乗っていますので、移動時に雨天でも荷物を運べる様に購入しました。


3点ショルダーで担げますし、別途ひもでバイクに括ることも出来ますし、容量も大きく良かったです。


脇に防水のジッパーもついており、口を閉めた状態でも中身を出せるのは有り難いです。


雨天以外でもツーリングのお供として重宝してくれそうです。





 12月16日に購入したものです。


実印が欲しかったので購入しました。


緊急で必要だった訳ではないのですが、実印が部屋の何処かに埋もれてしまったので、今後の為に購入しました。


書体も色々選択出来て良かったです。


即日配送ではありませんでしたが、良い出来で満足しています。


頻度は多くありませんが、イザという時必要になりますので、ゆとりが有る時に購入されておくのがお薦めです。





12月15日に購入したものです。


バイクに乗りますので冬場は寒く普通の靴ではとても無理だと思い購入しました。


普段26mの靴を履いているのですが、当該サイズだと若干大きく感じましたが、厚手の靴下を履いて丁度良い感じでした。


冬場に履くものですので、靴下のサイズも含めて丁度良かったと思います。


開口部はかなり広めですので、かなり履き易いと思います。


色々と他のブーツを試してみましたが、ダントツの速さで履けました。


密閉度も高く、バイクに乗車していても殆ど冷気を感じませんでした。


履いたイメージでは、若干つま先がとんがっているかなと思いましたが、鏡で視た感じでは良い感じにまとまってました。


この冬は、このブーツで楽しく過ごせそうです。







一人用で椅子に座り、PC等をしながら温まれると思い購入しました。


高さを360(650/430)の三段階に調節出来て、それぞれの生活空間に合わせられると思います。


私は椅子はありましたので、本体とコタツ布団のこのタイプを選択しました。


自分で組み立てるのですが、問題なく15分位で出来ました。


椅子が専用のではなく、隙間から冷気が入り込みますので小型の毛布を座面に敷き、冷気を遮断しています。


写真よりは、少し落ち着いた感じの色合いだと思います。


夏場でも違和感無く使えそうです。


節電の現在、かなり重宝しています。


電気料金が前年比で50%以上OFF出来たのは嬉しい賜物でした。






2011年10月15日に購入したものです。


今迄原付で移動していましたが、9月20日に普通自動二輪の免許を取得し、250ccの中古車を購入したのを期に、新調しました。


色合いが渋く気に入り購入しました。


若干シールドが近く、吐息で下方が少し曇る時もありますが、気にならない程度でした。


(走行時ではなく在地時です、私的には走行時には全く感じませんでした。)


全体的にフィット感も良く、ワンタッチバックルで脱着は問題ないかと思います。


真冬に走行していますが、首巻をしていれば、殆ど冷気も入りませんでした。


(原付で使用していた同系列のヘルメットでは冷気が入ってました。)


他社製品は存じませんが、フィット感が良いからから軽く感じます。


(原付で使用していたヘルメットでは締め付け感があり重く感じました。)


価格的にも良い塩梅でしたので、良い買い物をしたと思います。


ビジュアル重視という訳ではありませんが、なかなか良い感じに着こなせている気分です。