◎ 元気なおばあちゃんになるために絶対に欠かせないノウハウは、正しく歩くこと、歩ける靴を履くこと!!
東京新宿「靴は売らない靴屋」 西村泰紀です。
流行り病の影響で、歩くことがめっきり少なくなったと思いませんか?
トレーニングも、最近でこそジムへも通えるようになりました。
一方で、オンラインレッスンなど、自宅で手軽にできる環境も整っていると思います。
ましてや、今年のこの暑さ。
外へ出歩くだけでも汗だくになってしまいます。
ますます歩く機会が少なったと思うのです。
日本には、歩くことの大切さをキチンと教育する公的な場がありません。
歩くことが大事、とはなんとなく知っていても、何がどうだから大事なのか?
大事にしないと何が問題なのか?
歩くことの意味だとか、効果について詳しく知らない人が多いです。
一部には解説されている方もいます。
そんな貴重な方たちも、靴に関して、積極的かつ正しく発信している人がほとんど見当たりません。
正しく歩くためには足に合った靴が必要だ、
と言っていても、
足に合った靴とはこういう靴だ!とは言ってくれていないんですよねぇ・・・・
ましてや幅のことなんて、広けりゃいいみたいなことを言う人もいて・・・・( ´ー`)フゥー...
正直その方たちも、足に合った正しい靴を履いたことないんじゃないかな?と思っています。
スニーカーなら大丈夫とか、
ヒモをキチンと結べばOKだとか、
ペタンコ靴なら楽だとか、
足の構造や、歩く時の筋肉の連動、メカニズムを本当に分かって言っているのか?と思うことが多々あります。
たとえば、先日の記事で書いた「歩く時はカカトから着地は危険な間違い」だけではなく、他にも間違った伝え方がされています。
足に合った靴を履けば、歩く動作はとても簡単にできます。
二足歩行700万年の、進化の最先端にいる!
はずですから^^
ところが、靴の専門家の目で見ると、足に合っている靴を履いている人が極端に少ないです。
(特に女性は!!)
本当に足に合った靴を履いたことがあるなら、生徒さんに何としても足に合った靴を履いてもらおうとするはずです。
そのことで、ご自身の教えているウォーキングメソッドが正しく、簡単に伝えられるはずだから。
足に合った靴の効果は劇的で、感動的です。
誰かのために、役に立ちたい、自分の経験を、知識を伝えたいと思う先生ならば、その経験を伝えずにはいられないと思います。
そんな声が一向に聞こえてこない現状から、ピッタリの靴を履いた感動をしたことがない先生ばかりでは、と勘繰ってしまいます。
足に合った靴で歩くこと。
元来、日本人は歩く以外の移動手段を持たない生活をしてきました。
そのため、歩くこと、走ることの能力が高かったのです。
大阪堺から江戸まで530キロを3日で走る飛脚。
籠に乗ったお殿様以外は一日平均38キロを歩いた参勤交代。
(最長記録は一日平均55キロを移動した盛岡藩)
蟻の熊野詣と言われるほどたくさんのお供を連れた皇族、貴族が熊野古道を使った熊野詣。
(国立国会図書館デジタルコレクション:紀伊国名所図会 後編(二之巻)著者加納諸平, 神野易興 著 、出版者平井五牸)
江戸時代に大流行になった神社仏閣参拝、三重県伊勢神宮のお伊勢参り、相模の国伊勢原の大山参り、富士山に登る富士講、などなど。
一般庶民は当然のこと、輿や、籠に乗る皇族や上位の貴族、大名をのぞいて、高級官僚も歩いて移動していたのです。
それほど、歩くことが得意な日本人だったのです。
歩くことが極端に少なくなった今この時、歩くことの必要性を、「半商半医」の志でもっと伝えようと思います。
正しくない靴で歩くことの危険性も伝える必要がありますネ!!
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昨日配信した
「ハイヒールは悪者じゃぁありません!足を正しく使える靴を履きましょう!!ーその1」
はあと4話配信します。
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