寒い時期になると風邪やインフルエンザ等に気を付ける方は多いと思いますが、意外と見逃されがちなのが胃腸のトラブルです。
体の冷えから大腸炎や、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などになることも。
【潰瘍】とは粘膜や皮膚の上皮組織に炎症ができて、組織の一部が欠損した状態を言います。
胃潰瘍と十二指腸潰瘍を総称して【消化性潰瘍】と呼ぶそうです。
食べ物を消化する胃液、ストレス、薬物、飲酒、喫煙などを【攻撃因子】といい、それに対して胃粘液、胃粘膜血流などを【防御因子】といいます。この両因子のバランスが崩れることによって潰瘍が発症すると考えられています。
また、ピロリ菌も大きな要因の一つであるそうです。
このピロリ菌の感染により木津憑いた粘膜が胃散の刺激を受け続けて傷が深くなることによって胃潰瘍が引き起こされるそうです。
ピロリ菌陽性率は
胃潰瘍では70~80%
十二指腸潰瘍では90~100%
とのこと!
自覚症状としては、胃や十二指腸の粘膜に穴が開くほどの潰瘍では強い上腹部痛が起こります。また潰瘍からの出血があると吐血、下血(黒色便)が起こることがあります。そのほかの症状としては胸焼け、吐き気、嘔吐、すっぱいげっぷ、食欲不振、貧血などがあげられます。
これらの自覚症状がなくても潰瘍が見つかることがあります。
胃腸の違和感が続くようなら早めの受診を。
ご相談は当局まで♪