色の持つパワーで心身のバランスを整え、健康に役立てようと考えられているのがカラーセラピー(色彩療法)です。海外では医療現場でも活用されています。

 

色には様々な特性があり、異なるパワーがあると考えられています。

 

 赤 →活動時に活性化する交感神経を刺激し、食用を増進させ、血圧、体温、脈拍を上げる効果があります。瞬発力も高まるため、スポーツ選手の能力アップをサポートするといわれています。

 

 ピンク →ホルモンの分泌バランスを保ち、心や体の筋肉をリラックスさせる効果があります。また、女性ホルモンの分泌を促進し、若返りの色ともいわれています。

 

 オレンジ →心が明るく朗らかになり、チャレンジ精神が湧いてきます。ショックを和らげ腸の活動低下を助けてくれます。

 

 黄色 →会話や快活な態度、参加意識を促進してくれます。運動神経を活性化するので、便秘を緩和するといわれています。

 

 緑 →心の乱れや過度な心配を抑える働きを助けてくれます。ストレスなどで疲れた心を癒してくれます。

 

 青 →清涼感や落ち着きを与え、不安を解消する効果があります。自律神経を沈静させ、不眠症やダイエットしたい人に効果があるといわれています。

 

 紫 →中枢神経を刺激し、血圧、体温、脈拍を整える効果があります。また催眠効果で穏やかな眠りを誘います。

 

 

それぞれの色の特色を活かし、例えば不眠の方は照明や寝具を寒色系にする、便秘の方はトイレを暖色系にするなど、カーテンや照明、寝具、衣服など生活の中に上手に取り入れてみてはいかがでしょうか?