発熱や喉の痛み、強いだるさなど新型コロナ感染を疑う症状が出た場合は、まずはかかりつけ医など身近な医療機関に電話で相談してください。かかりつけ医などの相談先が診療・検査医療機関であれば、コロナやインフルエンザの検査などが行われます。

自院で診療・検査できない場合は対応できる医療機関が案内されます。相談先に困った場合は、各都道府県の「受信・相談センター」(地域により名称が異なる)に電話をして、対応できる医療機関を紹介してもらいます。

 

高齢者や基礎疾患のある人、妊娠中の人、免疫不全状態にある人など重症化しやすい人に対しては、日本医学会連合と日本医学会が1月13日、「発熱などの症状が出たらすぐに受診中の医療機関にご連絡ください」との声明を発表しました。

また、感染した場合、重症化しないためには、専門家によるできるだけ早期の確実な診断と適切な治療を受けることが大切と指摘。そのため、事前に対応方法を主治医と相談するなど、備えるよう求めています。

 

■「発熱患者が相談に困った場合」→電話→「各都道府県の受信・相談センター」→「対応できる医療機関を紹介」→「検査・診療」

■「発熱患者」→電話→「かかりつけ医・身近な医療機関」→「対応できる場合検査・診療」→「対応できない場合は紹介」→「検査・診療」

 

感染リスクが高い5つの場面は以下の通りです。

①飲食を伴う懇親会など

②大人数や長時間に及ぶ飲食

③マスクなしでの会話

④狭い空間での共同生活

⑤居場所の切り替わり

 

油断することなく、日ごろから免疫力を低下させないための生活習慣を心がけましょう。