コゾーがまだ夫で「なりあきらさん」だった頃、ちいさなツリーをいっしょに買った。

テーブルに置けるくらいのほんとにちいさなツリーだった。

「エリザ、家族が増えたら大きなツリーを買おうね」

「ええ、なりあきらさんドキドキ


あれから、月日はどんどん流れ、お腹は4度も痛めたがなにも産まれて来なかった(=⌒▽⌒=)

そして、切るたびにわたしを構成しているカラダのパーツたちとお別れを余儀なくされた。


1回目  盲腸→ いちおう取っときました と言われた。

2回目  右卵巣と卵管→ 破裂してて取っちゃいました と言われた。

3回目  小腸20センチ→ くさってました と言われた。

4回目  子宮と左卵管→ 予定とおり取りました と言われた。


もっと、気をつけてあげていたらお別れしなくてすんだのかなと、ときどき思います(>_<)。

あ、なんか話がクリスマスからそれている(^_^;)



 話はまた去年にタイムスリップしまして…。

クリスマスはもちろん病院にステイでした。小児科と婦人科の混合病棟で、しあわせいっぱいのニンプさんたちや、お見舞いに来た家族と過ごすこどもたちの声で、にぎやかでもあり、さみしくもあり…。


「そういえば、クリスマスはいつも入園者さんたちに小さなケーキを出していたなあ。今年も献立に入っているかな」などと急に職場が恋しくなりました。


 その日の夕食です。唐揚げでもなく、フライドチキンでもないけど、とりにく料理の献立。そしてそこには

見慣れた小さなケーキがありました。給食用の入園者さんたちに出していたのと同じケーキ。

こんなケーキでうれしいものかなとずっと思ってきたけれど…。はい、とってもうれしかったです。


すこしの気配りで、よろこんでもらえたら、食事も作りがいがあるね。

今年も、小さなケーキを入園者さんたちのクリスマス献立に入れました。

あー、予算がもっとあったらなあ。いちごのせてあげるのになあ。


きのうから雪がチラチラ。


わたしの住む町は「ホワイトクリスマス♪」ですよ。


おやすみなさい♪