ふたたび、コゾーから

「仕事に行きたくない。辞めたい」

という言葉を聞いたのは10月の最初の土曜日です。

 

いつものように、コゾー宅で朝食を勝手にごちそうになっていた時でした。コーヒーも携帯マグにコソ泥してそっとバッグに入れようとしていた

時、その言葉が発せられました。

 

なにをまた、たわけたことを言うのか…。

とパンを頬張りながら

コゾーを見た時、えっ!どうしたの?と思いました。

 

体育座り(膝を抱えて座る)で膝にあごを付けて、、、しょぼん。

 

塩をかけられたナメクジのように縮んでいたのです。

今現在、もう慣れちゃったけど、この「ジメジメオーラ」を初めて見た時の衝撃と言ったら…。

 

 

「今日は休んだら…?」

 

「…。急に休めば迷惑がかかるから。ほんとは行きたくない」

 

「その感じで来られても、会社も迷惑じゃない?」

 

「……。」

 

 

けっきょく、ナメクジコゾーは出勤しました。

 

わたしは、口調は相変わらずのキツさでしたが、内心はとても嫌な予感がして、さくらちゃん(コゾーの妹)にラインしたのです。

 

「おにいさん、元気がありません。仕事辞めたいみたいな相談があったら、やさしくお返事してあげてください」

 

「了解です。でも、にいちゃんからメールきたことないけどなあ」

 

 

そして、わたしも出勤。

そして、いつもの時間に退勤して帰宅。

 

コゾー宅に行ってみると本人はまだ帰ってきてませんでした。

 

帰らないのはよくあることで、部屋も別になったし普段ならスルーなのですが、その日だけは「朝の体育座り」がアタマから離れず心配で…。

どうしたことかと考えている時にさくらちゃんから電話がありました。

 

「にいちゃんが、話があるって今ここにいます。眠れないし食べれないし、仕事を続ける自信が無いって…。今からいっしょに帰ります。エリザちゃんもいっしょに話を聞いてもらえますか?」

 

う~ん。

 

前日までほんとにいつもとは変わらなくてー。

買い物にも行ってたし、夕食も作っていたし…。

筋トレにも銭湯にも毎日行って、暇があればゲームをしていて、心を病み始めているなんて全然わからなかった。

 

 

笑わなくなったのが、その日からなのか…。

もっと前からなのか…。

 

トーストは毎日焼いてくれていたけど…。

 

食べてなかったの?

 

コゾーに背を向けてZIPを見ていたからね。

 

まったく気づかなかったよ。

わかんなかったよ。

 

でも、その時わかったことがひとつだけありました。

 

それは、心を病み始めている苦しい中

コゾーはコゾーなりに

「元妻のわたしには助けを求めてはいけない」

と思っていたということー。

 

 

 

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どよーーん…。

 

とした内容でごめんなさい。

 

でも、気持ちを整理できるから、ちょこちょこ書かせてください。

この場所があってほんとによかった。

みなさまの温かさが伝わってくるです。

 

 

現在、エリザ&さくらは、コゾーのジメジメオーラと闘っております。

 

長期戦にて、まずは自分自身が「たくましきおばたま」になろうと

エイ!ヤーー!と雄叫びをあげております。

 

だって、野生のエリザですもん♪

 

 

ありがとー♡

みんな 大好き♡

(^ε^)-☆Chu!!