野生の王国キャリフォルニアは北国だけどキャリフォルニアだけあって大雪を免れております。外は冷凍庫のようにしばれてますが積雪ほとんど無くて、あしたからは太陽がシャンシャンパンダのように愛くるしく明るく照らしてくれるようです。

 
おかげさまで、元夫コゾーは脱水で診てもらった病院にそのまま入院してメンタルの治療を受けることができて、元気になっております。
入院して1週間目は入院生活に馴染めず眠れなかったり、入浴しても髭を剃らなかったり…
 このままでは、無人島に隠れ住んでいるサバイバルな人になっちまうと心配しましたが徐々に慣れていぎました。
 わたしに対して妙な遠慮があり洗濯物を出そうとしなくて、このままでは、無人島に隠れ住んでいるサバイバルな人にやっぱしなっちまうと再び心配しました。
 
そんなある日、コゾーがあらたまって元妻に言いました。
 
「エリザさん  大変ですパンツがあと1枚しかありません」
 
(*_*)(*_*)
 
「その、あと1枚しかないパンツというのは、もしかしてコゾーさんが今、そこに身につけているものですか?」
 
「いえ、これはさいごから2枚目です。棚にあと1枚しかありません」
 
「なら、洗うものを出してください。出してくれなきゃはけるパンツなくなるでしょ!」
 
というやりとりをきっかけに、洗濯物を出すようになり、わたしにも遠慮しなくなりました。
 
妹のさくらちゃんが日中、会いに行き、夕方わたしが顔を出す毎日です。
はじめはわたしたちに、来なくてよい、なにも要らないと言って拒否気味でしたが最近はさくらちゃんはスボーツ新聞とお菓子、わたしは夕食後のデザートを差し入れ、本人も待っているようです。
 
入院前は、わたしに対して「そばにいてほしい」的なことを言っていたのに、ここ1ヶ月は差し入れを受け取ると「じゃあ、また」と手を振られております。
 
しかし、今日は久しぶりにコゾーに案じてもらいました。
「エリザさんは、毎日何を食べているの?」
(^_^;)(^_^;)
 
「週に1回、大きな鍋に野菜や魚や肉をドロドロになるまで煮てスープにするの。コンソメ、みそ、豆乳いろんなもの入れて1週間食べ続けるの。まあ、ラスト2日は大概、カレールウぶっこむんだけどね」
 
「どうか、おいしいものを食べてください」
 
首を横に振りながら元夫に心配されました。
 
 
こんな感じでコゾーは元気です。
そうそう、10月からのブログを読まれて、きっとこう感じた方が多かったのではー。
 
「なんだかんだいっても、コゾーは大切な人なのね♡」
 
大きく否定はしませんです(笑)
なぜかと言えば、さくらちゃんから聞かされた話が心に張り付いてしまってー。
 
それは、コゾーが最初の心療内科で医師の質問に答えていた時の様子
 
 「独りでお暮しですか?」
 
「いえ、離婚した人と縁あっていっしょに暮しています」
 
にいちゃんがね、そうエリザちゃんのこと先生に話していたよと。
その時は、さくらちゃんも笑って話していたし、わたしも可笑しかったのですが…。
ひとりになった時に、なぜか泣けてきました。
 
縁を切るため別れたのに、病気になったり震災に遭ったり、ずっと共同生活してきたのは「縁があって」こそだったんだなあ。
そう実感してしまいました。
 
「今でも好きとか、元サヤ」とかそういうことではなく「いにしえの縁」であるように思います。
やっぱり、コゾーは前世で捨てた「出来の悪い息子」にちがいないと思います。
 
しまむらで破格で購入した「パンダ柄」のトランクスをたたみながら、今生はとりあえず奴を捨てないで様子を見ようと思ったのでござります。
 
 
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
 
ことしもあと少しですね。
1年を振り返るとブログは細々ではありましたが続けることもできてー。
大切なお友達に逢いに行ったり
アパートの隣の部屋にジャングルを広げてみたり
有名温泉場で丸裸事件を起こしたり
たくさん想い出ができて楽しかったです。
 
10月以降は「コゾー病む」の一大事にみなさまからエールをいただき、どんなに心強かったことか!
ブログやっててよかったにゃん(=^・^=)と思いました。
 
ほんとうに ことしもお世話になりました。
ありがとうございました。
 
どちらさまも 温かな暖かな新年をお迎えください。
野生動物エリザはキャリフォルニアで越年いたしやす!
 
(^ε^)-☆Chu!!
 
 
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PS
明るく挨拶させていただいた後でなんですが…。
12月に受けた健診がボロボロな結果でしてー。
骨密度(スッカスカだよおっかさん!)
心電図、コレステロール
 
でも、まあ年齢的には指摘されてもおかしくないしなと思っていたら、ダメ押しの様に…。
 
「乳ガン検診」で再検査の必要ありと来ちゃいました。
卵管ガンの手術からまもなく5年というタイミング。
でも、悪性の確立は低いようですが
「良性と思われるが悪性を否定できない」
という文言が5年前に卵管ガン疑いで医師から説明された時とおんなじなので、デジャブを感じてしまいました。
過去3回のマンモは異常無かったしなあ。
 
まあ、もしなんだかんだで入院とかなったら、おそろいの病衣でコゾーと院内デートできそうです。
 
想像すると笑える!
≧(´▽`)≦
 
パグ♡ほんじゃまた来年ねん♡