こんばんは
前回より少し間が空いてしまいました。
変わりなくとお伝えしたいところですが、さるジィに振り回されているかな…。
いや、振り回す力が残っているのが奇跡なのかな…。
大好物の「しやしちゅうか(冷やし中華)」に大きくむせた週にケアマネさんから連絡がありました。
なんでも訪問診療を終えた主治医から訪問看護ステーションに「さるジィ良くない」のFAXが入り、訪問看護師さんからケアマネさんに「さるジィ良くない。あと2~3週間かも…」と電話が入ったと…。
「ほんとですか?何か知ってますか?」といつもよりトーンが高く早口でイケメンケアマネさんが、わたしに聞きます。
「えっ!そーなんですか?たしかに前より食べなくなっていますが…」
そして、予後は1年と言われていることを話しケアマネさんも同じように聞いていたとあり、次の訪問診療で先生に確認することで、お互いに落ち着きました。
でもその後、母おっトリーに話し、姉リリザに連絡して心の準備はしておいた方が良いかもと伝えました。
すぐにリリザがかけつけて、3人でいよいよの時のわたしたちの動きについて話し合いを持ちました。
いちばんの案件はショートステイで急変した時で、距離的に母が駆けつけになるので、タクシーの番号や行先についてメモってもらいました。自宅の場合は訪問看護ステーションに連絡、または救急車を呼ぶんだよと話すと、ものすごく不安な表情を浮かべたので、今の母には荷が重すぎると申し訳なく思いました。
この家族会議の間、当のさるジィは、BSで韓流ドラマを観ていました。
そこから1週間…。
いつも通り、わたしが実家に着くと、ショートステイから帰った、さるジィがベッドから手招きします。
「あのなっす、もぉ、あすこには行きやせん。二度とあんなとこ行きやせん。よろすくおねげーしゃす」
なにがあったのか、ショートステイとの連絡帳を開くと『食事要らないとほとんど食べてません。入浴も拒否されています』
よほど、何かがあったのか…。前のショートステイが閉業したため、この4月から今のところになったのですが…。さるジィの体調から行きたくないという気持ちは尊重するべきと、母、姉と話しました。
そして、ケアマネさんが「えらいこっちゃ」とさるジィの話を聞きに来て、ちがうショートステイを探しますとー。
「もぉよがんす。たいがい、最初のところがAだと、次のところはBなのす、だからじぇったい、次の次はCなのす」
「つまり、どんどん悪くなっていくにちがいないということですね」と苦笑いするケアマネさん。
そして「では、訪問入浴を利用しませんか?週に1回でもお風呂入らないと!」の提案がありました。
「なんで、みすらぬ他人にいぎなり裸をみせなきゃならねーのすか!お断わりしやす」
せっかくいろいろ親身になって考えてくれているのに…。
わがままなサルを家まで来てお風呂に入れてくれようとする奇特な方達を拒否するなんてと、ケアマネさんに何度もアタマを下げるサルの娘でした。
次のサービスが決まらないまま、ヘルパーさんと訪問看護師さんに頼り切っている毎日です。
行ってみてもいいと自ら希望したデイケア(歩ける頃利用してたとこ)も不安になったのかドタキャン。
主治医が、ショートステイを利用しないなら母に負担がかかること(母も甲状腺ガンで体調↓)を心配してくださり、また今のさるジィは腹水がさらに溜り、いつ急変してもおかしくない状態との診断で入院を勧められています。
もちろん、これも「家がよがんす」と拒否…。
お腹が腫れているのは「便秘とガス」と信じ切っていて、ガンの進行とは思っていなくて痛みの訴えもありません。
このあたりから、くまのや家混乱。
『残り少ない時間なら本人の思うようにさせたい』という気持ちと、『ショートステイを利用して少しでも母の負担を軽くしてあげたい』という気持ちと、『どこでもいいから風呂は入れや!」という気持ちでごちゃごちゃしております。
食欲もよくわからない。
量は減っているのはたしかですが…。
お刺身、うなぎ、お寿司、トンカツ、くだもの、アイス、まがりせんべい、ピザ、トースト…。
リクエストしたものは、ある程度、食べます。
消化がいいからと考えて出したものは、見向きもしないし…。
母おっトリーの負担を考えて、リリザもお泊り要員に…。
そんな姉から、「おとーさん、夜遅くまで映画『万引き家族』を観てたよ」とLINEがありました。
映画に集中できるなら、少し時間はあるのかなとホッとしたり、ここ最近、咳をするようになった母のガンの進行が気になったり、そんなこんなの日々を過ごしております。
いつもの夏をすごせると良いな
さっ、開脚ストレッチしよーっと!
さいごまでお付き合いありがとです。
書いて整理できてスッキリ!