こんばんは

 

最高気温10℃という、まだまだ寒い野生の王国です。

でも今日は、お天気よく日中は暖房切って運転できました。

 

さて、今日はS総合病院で卵管ガン経過観察のさいごの受診でした。

2013年2月、手術後の左卵管ガンの診断、6回の化学療法、そこからの経過観察でした。

「マーカー、内診共に問題無いですね」と主治医ケティ先生から笑顔でお言葉いただきました。

今後は婦人科のかかりつけ医を持つことをすすめられまして、タイミングとしては1年後の受診でいいよと…。

もしかしたら、ヌーヨークの実家に戻るかもしれないとお伝えすると

「来年の3月、受診先が決まったら連絡ください。今までの経過等を書面にするので、それを先生にお渡ししてね」と。

 

なんて親切なケティちゃんだろう、たくさんの患者さんが、毎日毎日おしよせてくる多忙な日々なのに、1年後までわたしを覚えててくれて、その先のわたしの経過も心配してくれている…。ありがたきことかなと心の中で手を合わせました。

 

てっきり…。「んじゃね~くまのやさん、元気でねー」みたいな感じで終わるかと思いまして…。

「先生、左の卵巣は年イチでどこかで検診受けた方がいいですか?」と忘れずに聞かなくちゃ聞かなくちゃと待合室で自分に念押しをしていたのです。

そのことばかり考えていたから「お世話になりました。ありがとうございました」と挨拶はできたけど…。

「先生もお身体に気を付けて」とか「末長くお元気で」とか「ピンクのユニフォームとっても似合ってます」とか、もうひと声のご挨拶をせずにお別れしてしまいました。

 

さらに、「G先生(元主治医)によろしくお伝えください」とお願いすれば良かったと会計待ちのロビーでうなだれました。

 

そんなこんなでS総合病院を後にしたのですが

コロナ禍で2つあった入り口がひとつだけになったり、採血ルームの待合室が拡大されたり、売店がコンビニになって地元の怪しい弁当屋を見なくなったり、いろいろと変わってしまったけれど、大きすぎず、小さすぎずのこの病院が、自分にちょうど良くて大好きでした。そうそう、卒診のケティ先生は仲里依紗ちゃん似というより吉田沙保里さん寄りのかっこよさでした。

 

できればまた、「三度目のハラキリ話」をテーマにS総合病院での泣き笑いエピソードを書けたらと思ってます。

 

そして、化学療法中、ルームメイトのコゾーさんには、たいへんお世話になったことを奇跡的に思い出し、さきほど感謝の言葉を述べさせていただきました。来週にでも「焼肉」ごちそうするよと「スペシャルエリザスマイル」で話したところ…。

 

「いや、お礼は金で」

とニッと笑ったので、まだ歯が入ってないことがよくわかりました。

 

 

 

 

今日のブログの締めは「野生の王国にも春が来た!」と題しまして

 

毎年、「もっと早く気づけばよかった~」

と話す、実家のフキノトウ

 

来年は、親指大で摘み取って、みそや天ぷらにするんだに!

 

それではまたね

(^ε^)-☆Chu!!