遺産分割協議 遺言 相続
なかなか経験しないですが,人には必ず死がやってくるので,
一度は経験することになるでしょう。
一度しかないために準備はなかなかしないですが,相続の知識は重要です。
今回は,その中でも,遺産分割協議の成立要件について説明します。
人が亡くなった場合は,相続が発生します。
遺言があれば遺言に従うのですが,遺言がない場合は,相続分はどうなるのか?
一旦は,法律で定めた相続分になります。
でも,相続人が法律の割合ではなく,それぞれで財産の配分を
話し合いで決めることができます。
この話し合いが遺産分割協議です。
この要件は,簡単です。
それは,相続人の全員が参加すること。
基本的にはこれだけです。
そして,全員が分割協議書にちゃんとハンコを押す必要があります。
不動産があったり預金がある場合は,不動産の権利を二人以上の
複数で持つよりも,特定の一人に不動産の権利を渡す代わりに
他の人に現金で。
という分け方は結構多いです。
今回は以上となります。
それではまた!
向田恭平