学生のときは、「湯呑み茶碗作るために生まれてきたんじゃねー」といって相当悪さしてたそうです。
戦中戦後の同窓が「相当悪かった」っていってるくらいですから、相当なんでしょうね。
その沈壽官さんが引退したあと、ひょっこり訪れた笑福亭鶴瓶さん。家族に乾杯という番組で。
なぜか、窯で湯呑み茶碗をつくってたんですよね。
先生と仰いだ方へ贈った最後の湯呑み茶碗を。
「湯呑み茶碗を作るために生まれてきたんじゃねー!」と騒いだ相手に作った最後の湯呑み茶碗。
どうでもいい話ですが、実家の物置小屋にあります。
まだボクがいたずらしてなければ。
その茶碗の存在を知ってるのは自分と
母のみ。
あれを売らずにほっとくのが自分の楽しみ。
なんのために生まれてきたのか?
ただの問いが、「故郷忘れがたく候」や「湯呑み茶碗」に描かれてます。
以上、ご冥福をお祈りいたします。