障害を受け入れる | 小児脳梗塞 育児日記

小児脳梗塞 育児日記

長男が生後6カ月の時に
脳梗塞という診断を受けました。
小児で発症するのは稀なことで、尚且つ原因不明。
色々な思いと格闘しながら
なによりも愛おしい息子の為に
親として出来る限りの事をしていきたいです。

「どうやって障害を受け入れましたか?」

と、以前から度々メッセージを頂きます。
結構な割合でこの質問をされるので
今回はその辺を記事にしようと思います(ง ˙ω˙)ว 

あくまで私の一個人の意見ですので
賛否両論あるかと思いますがご了承ください真顔



まず初めに言っておくべきこと。
私、未だに完全に息子の障害を受け入れきれていないんじゃないかな~と思うことが多々あるのです。

病気を診断されてはや3年。
割と早い段階から療育を開始しているので
恐れ多いですが「障害を受け入れて療育に勤しむ母」と思われることがよくあります。

でも!違うんです。そんな立派なもんじゃないんです私。

小さい頃は目立たなかった違和感も
3歳となればかなりハッキリしてきます。
他人がパッと見ても「あ、あの子は障害児だ」ってわかるくらいに。

知的障害独特の動きや表情、やっぱり辛いです。
可愛いですよもちろん。でも、「この子が普通の子だったらなあ~」と未だに思ってしまうのです。

きっと私に「どうやって障害を受け入れましたか?」とメッセージをくれた方々は、この記事を見てガッカリしてしまうと思うけど、これが本音です(ㆆ_ㆆ)



全く受け入れていないわけではないですよ。
ただ、息子の障害を「気にしない」までに至っていない。


「神様は乗り越えられない試練は与えないんだよ!」
「子供は親を選んで生まれてくるんだよ!」
「障害のある子はちゃんと育ててくれる親にしか生まれてこないんだよ!」
「障害児は天使!素直で可愛い!」
「健常児より育てやすくない?」

これ実際言われたことがある言葉です。
どれも的外れでイラッとしたがなニヤニヤ

私も息子も神様に選ばれたくなんかなかったわよ。

というかうちの息子を障害児として選んだ神様とやらがいるのなら、何発かぶっ飛ばしてもいいですかね。


そして一っっっ番腹が立ったのが、健常児より育てやすいってやつ。

(゜_ゝ゜)バカジャネーノ

健常児も障害児も育ててるけど、障害児の方が大変に決まってんだろーが。
同じ育児とは思えないくらい、むしろ比べ物にならないくらい障害児育児は辛いし孤独なんじゃ。

「二度と言うなよ。殴りたくなるから」

と、これを私に言い放った人に思わず言ってしまったくらいムカついたわ(ㆆ_ㆆ)




障害を完全に受け入れていたのなら
この言葉たちにもきっとイライラしないんだろうよ。

ま~私の器が小さいだけかもしれないけどw



息子が将来自立出来るようにしてあげたい。
私が死んでもひとりで生きていけるようにしてあげたい。
少しでも生きやすくしてあげたい。

ただそれだけのために療育に執着してます。


ただ、1歳から療育していても特に効果を感じないので今は療育にもそんなに情熱を注げていないのですがね(´-ι_-`)



情緒が不安定だからなのか、療育に対する熱意にも物凄く波があるんです。

頑張るぞー!!もっとリハビリ増やしてもらうぞー!
と気合い入れて切磋琢磨する時期もあれば
こんな意味のないことに必死になったって無駄じゃん…
と落ち込む時期もあります。

前回の記事の時はまさにダーク期で、もう全部が嫌になって自暴自棄でしたが、最近また立て直しつつありますw



私の育児なんてそんなもんです。
落ちてはまたあげて~の繰り返し。
無理矢理あげないとずーっと落ちます∠( ˙-˙ )/

それぐらい大変で孤独な育児だけど、綺麗事じゃなくて息子の将来のために必死です。

受け入れるなんてきっとまだまだ全然出来ていないのかもしれないけど、親として今出来ることを精一杯やるだけ!そう思って今日まで育ててきてます乁( ˙ ω˙乁)



お子さんの障害について、受け入れられずに悩んでいるお母さん達。
それはごくごく普通のことです。
悩まずに「障害、わかりました!了解了解~」なんてあっさり受け入れられる親なんていないと思います。
苦しくて辛くて、現実逃避もしたくなります。
母親だからこそ悩むし辛いんです。


癇癪をおこして泣き叫んでいる息子を、ただひたすら抱きしめて「大丈夫だよ」と落ち着かせているときに
"誰か私のことも抱きしめてくれないかな~"なんて思うことがあるんです。

だから、悩んで悩んで私のブログを読んで下さっているお母さん達を、骨が砕けるくらい抱きしめてあげたい(T^T)


アップダウンの激しい私が言えたことではないですがw


無理に受け入れようとしなくてもいい。
きっと自然と受け入れていくものだから。












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