朝のラジオの某缶コーヒーのCMで、

 

 

「残業はイヤだが副業はウェルカムだ」

みたいな意見に、

 

 

 

「副業より残業をどうにかしたらいいと思う」

と心で呟いた宇宙人に、

 

 

「たしかに」とやけに納得したこの頃です。

 

 

 

言われてみて氣付く矛盾って、ありますよねー

(ねー)←w

 

 

 

わたしが昨年踏み出した、

割と大きな、でも思ったより軽い一歩は。

 

 

 

随分と芋づる式に

わたしに様々なことを思い起こさせてくれた。

 

 

 

18年も経つと、

 

 

お互いが抱えている「記憶」は、本当にそれぞれ。

 

 

 

「何歳くらいやったかな、ここ来て遊んだんやで」(わたしの記憶には一切ない笑)

 

 

 

「お父さん、こう言ってたよね」

(父の記憶には全く残っていない笑)

 

 

 

人間の抱きしめている記憶の、いかに儚いことか。

 

 

 

私たちの抱えているトラウマの、なんと無意味なことか。

 

 

 

 

本当に痛感した。

 

 

 

 

会うまでも随分といろんな人に

手助けをしてもらったけれど、

 

 

 

戻ってきてからも、

たくさん仲間にお世話になった。

 

 

 

そして、

わたしのなかに根強く残る

「孤独」や「愛されたい」という想いが、

 

 

 

掘って掘っても、同じ源へ繋がっていく。

 

 

 

何度も体験して、その度に昇華してきて、

もう面白いほどに実感しているはずなのに。

 

 

 

よいしょ、え、これも!?

 

 

どっこらしょ、ん、こっちも!?

 

 

 

なんぼほど執着していたのか、もう過ぎた過去に。

 

 

 

 

ねぇ、お父さん。

 

 

 

最後の記憶があまりにも悲しくて、

いろんなものにフタをしていたよ。

 

 

 

お休みの日に得意のギターを抱えて

歌いながら起こしにきてくれた事。

 

 

出かけたとき、

どれがいい?と聞いて買ってくれたアイス。

 

 

ほんのり甘い卵焼き。

 

 

初めて飲んだコーヒーは、あなたがいれてくれた。

 

 

 

辛い記憶がトラウマならば、

楽しい思い出も掘り下げておく必要がある。

 

 

 

それが肚に落ちた。 

 

 

 

だって、ねぇ、お父さん。

 

 

 

わたし、あなたに

「大切だ」って言って欲しかったの。

 

 

 

ほんとは、寂しかった。

 

 

運動会にも来て欲しかったし、

頑張った成績は褒めて欲しかった。

 

 

 

人参だか大根だかゴボウだかさつまいもだか知らないけれど、

 

 

 

 

掘った分だけ出てくる

トラウマたちと向き合いながら

勇気を出してよかったと思った。

 

 

 

 

 

それからね、お父さん。

 

 

 

 

もう謝らなくていいよ。

 

 

 

 

わたしは今、

 

 

 

「幸せ?」って聞かれたら

 

 

 

「幸せ!」って

 

 

 

即答するほど幸せな日々を

送らせてもらっています。

 

 

 

たくさんの救いの手のおかげで。

 

 

 

 

だから、これからは

 

 

 

 

お互い笑っていようね。

 

 

 

あ、そうそう。

 

 

 

 

妹が、「お父さんは泣き虫だ」って言ってたよ。

 

 

 

 

いつか挽回できるといいね^^

 

 

 

 

 

トモミ