【Introduction】 特化型トレーニング ~イベントのご紹介~ | 横浜ミラオーネFC STAFF BLOG

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ミラオーネでは、毎月「イベント」を開催しています!

ミラオーネ公式HP - Events(各種イベント)
http://miraone-fc.yokohama/Events/index.html

 
ミラオーネでは、毎月「イベント」を開催しています!
イベントと言っても、お祭りのようなイベントではなく、トレーニングを細分化したイベントになります。
 
ミラオーネとして、「なぜ?」「どうして?」このようなイベントを開催しようと考えているのか…
イベントを開催するのは、大きく分けて2つの理由が存在します。
 
 
 
【理由1】 今昔のこども事情の変化
現代の子供たちは昭和の時代とは異なり、より制限された環境で育っていくことを求められています。
時代の流れの中でこどもたちを取り巻く環境も随分変わってきました。
時代背景の変化に伴い、子供に対して過保護な保護者が増えていることは言うまでもありません。
 
①外遊びの減少・集団遊びの減少
 
□昔
鬼ごっこ、木登り等の外遊びが中心。
グループ(年齢、性別の違った仲間)遊びの中で喜び、熱中、成功、失敗が原動力となって、からだ、精神、創造性、判断力、社会性が育てられました。大人の出る幕はありませんでした。
 
■今
テレビ、ビデオ、コンピュータゲーム
等の室内でかつ少人数(同性、同年齢)での遊びが台頭。リセットして何度も繰り返すことのできるゲームには悔しさや痛みを感じる場面がありません。時間や内容も大人がコントロールしなければなりません。
 
 
②家庭環境の変化・しつけの低下
 
□昔
兄弟も多く、縦の組織がはっきりした大家族でした。全員での食事の機会を通じて、家庭内でも日常的に競争や協調が必要とされていました。
また親の責任やこどもに対する要求も多く求められていました。
 
■今
少子化によって、兄弟が少なく、個室が与えられる等、家族の間での刺激が少なくなりました。
一人のこどもに対する親の期待が大きかったり、自分の基準でこどもに接するため過保護になったり、逆に放任になってしまうケースも出てきました。
 
 
③他人への無関心・教育力の低下
 
□昔
社会的意識が高く、年代を超えた交流やつながりがありました。
学校の先生も責任持って、こどもに厳しく規律やモラルを指導する環境がありました。
 
■今
(諸事情がありますが)注意したり、叱ったりする人が特別視され、他人のこどもに無関心な大人が増えてきました。
規律やモラルを指導する場が減り、学校の先生も厳しく接することが難しくなってきました。
 
 
④強制されない・自由なスポーツの減少
 
□昔こどもたちが空き地や広場でボールを蹴ったり野球をしたりしていました。
そこでは強制されることなくのびのびと自由にスポーツを楽しんでいました。
 
■今
空き地や広場の減少と、交通事情の変化にともなって、自由な遊びの延長であるスポーツからクラブでプログラム化されたスポーツに変わってきました。


 
※JFAキッズハンドブックより一部抜粋
https://www.jfa.jp/youth_development/players_first/pdf/u6.pdf
 
上記のような理由により、子供たちが育っていく環境は著しく制限されている状況です。
サッカーは「自ら考え、判断・行動するスポーツ」ですので、今の状況は芳しくないと考えています。
現代社会を生きる子供たちには足りないもの(不足しているもの)を補うためにイベントを開催しています。
 
イベントでは、様々な年代の方々が1つのイベントに参加してくれますので、世代を超えた交流があります。
また内部生だけでなく、外部からも参加出来る環境を設定することで、たくさんの繋がりを生むことが出来ます。
昔は当たり前に出来ていたことで、今は出来なくなっていることを実現していく」をテーマの1つにしています。

 

 
【理由2】 TRで補い切れない要素の強化
所属クラブのトレーニングや毎週のSpecialistaトレーニングクラスでの練習では、個々の選手のレベル差・意識の高さが存在します。

スランティラインを用意してレベルに応じたオーガナイズを目指しますが、完璧にコントロールすることが出来ません。

 
1回90分のトレーニングで、成長に必要な全ての要素をまんべんなくトレーニングすることは、到底出来ることではありません。

そのため日々のトレーニング環境では、「補い切れないトレーニング要素」にフォーカスを当てて活動しています。
これを、「特化型トレーニング」と呼んでいます。
 
トレーニングを細分化し、普段の練習では補い切れない要素を特化型トレーニングとして、充当しています。


例えば、「フィジカルトレーニング」は典型的な特化型トレーニングになります。

普段のトレーニングでアジリティを集中的にトレーニングすることは出来ませんし、やっても5分~10分程度のトレーニング時間でしょう。

また体幹トレーニングは、コンタクトの強さを上げるだけでなく、自分の体を自由自在に扱うために、必要なコア部分を自重でトレーニングしていくものになります。



イベントは現在10個存在し、それぞれ毎月不定期で開催しております!
 
 
今後の記事でミラオーネのイベントを紹介して参りたいと思いますので、お楽しみにお待ちください!!