うちのダマチャンが旅立ってしまった
パグのよもぎがいなくなって なんだかパグみたいになってきてて
テーブル下をパトロールして
ベッドからはみだしても寝続けて
電気マットと毛布にくるまれてポッカポカ
子どもたちの事は苦手だったけど
オモチャが降ってきても寝続けるようになった
先客がいても ひっそりお邪魔するようになった
少しずつ子どもたちとの距離も縮まっていっていたのかな
シンカリオンを紹介してもらっていたね
私はダマチャンの毛で割と本気で羽毛布団作れるんじゃないかって思っていた
狆なのに いつも短く刈り込まれていたね
いつも芝をつけていて 家のなかが枯れ芝だらけだったよね
可愛い催促は だいたい散歩
本当に活発だった
本当に狆ですか って思っちゃうほど 走り回るのが好きな 元気な子だった
そんなダマチャンが旅立ってしまった。
10日前に病院にいっており、血液検査もしていて数値は悪いなりに安定していていつもの感じだった。ただ食事をとらない事が増えていて
私は色んな食材をかってきては潰したり、混ぜたり様々な方法で食べさせようとしたけど あまり進まず、パウチや干しいもとかチュールとか食べそうなものに切り替えていっていた。
おやつは食べたりすることもあって とりあえずエネルギーをって思っていたけど 膵炎の時みたいにここから劇的によくなることはもうないだろうなって思っていたから
リキッドによる強制的な給餌はしないで見守ろうって思った。
けだまはとにかくよく寝ていて たまに起きて庭にトイレに出したり水を飲んでまた寝てを繰り返していた。
とても穏やかに気持ち良さそうに寝ていて私たちも穏やかな気持ちでいられた。
3日前くらいからおやつもほとんど食べなくなってきて、立ち上がるのも精一杯でよく倒れたりするようになって、でも寝ている時は苦しそうとかはくて穏やかだった。
当日もいつもとかわらない1日で、夜リビングで過ごしていたらだまがたまにベッドで脚で空をかくような仕草をしていて
珍しく夢でもみて 走っているのかな!なんて嬉しく思っていて気にしていなかったけど トトロが深夜にジムから帰ってきて
だまが走ってるよなんて言いながら二人で側で話してたら 脚の動きが大きくなって あれ?って顔をみたら目が大きく開いていてけいれんだ、もうこれはダメだ…ってわかって
だまを抱き寄せて、大丈夫だよ側にいるよ、と声をかけて、そのうち呼吸がかわったから、あぁもうお別れだって思って
だまだいすきだよ、ありがとうね。とふたりで伝えて私とトトロが見守る中 旅立っていきました。
深夜2時前だったんだけど 私たちが起きていて一緒にいられたこと、ふたりで声をかけて見送る事ができたことがただ幸せだった。
よもぎの時は病気で苦しんでいたから本当に辛くて、別れがただ悲しくて辛かったけど けだまの時は だまもさいごの瞬間まで穏やかで 私たちも受け入れていて、すごく幸せだなって思える別れだった。
だまは膵炎、糖尿、心臓病と持病はあったけど、今回は病気でというよりは、老衰だったんだろうなって思っている。
ろうそくの炎がゆらゆら揺れて 小さくなってフっと消える そんなさいごだった。
悲しいし 寂しいけど それよりも幸せな気持ちもあってこんな風なさいごってきっとなかなかないと思うし とても満たされている気持ちだった。
もちろん涙は止まらないし だまと離れたくないし、もっと一緒にいたかった。でも幸せだと思えた事がとても大きかった。
子どもたちに朝伝えて カイチャンはちょっと理解できなかったようだけど
アイチャンとケントはとても悲しんで 特にケントは号泣してしまい私もつられて号泣してしまうっていう 1日だった。
アイチャンがお手紙を作ってくれて 写真を貼って
お別れの日 ケントは朝から寄り添ってくれていた
抱っこが嫌いだっただまを存分に抱っこした。
それから 外を感じるいつもの場所で
風に吹かれて いつものおうちの時間をのんびり過ごした。
車にもたくさん乗ってお出かけしたよね だまとさいごのドライブ
火葬はよもぎの時にお願いしたところ
カメラむけられたら 条件反射で出ちゃうピース
アイチャンは 『今日はダマチャンコーデだよ』って
個別の立ち会い火葬にしたから 家族だけで個室で時間を過ごせる
よもぎの時はケントとカイチャンはちょうど寝てくれたタイミングだった
ふたりともまだ小さかったね
だまとさいごのお別れを済ませて 外を散歩して
よもぎに似た子を見つけて 可愛いなって
アルバムのページにだまの記録も
皆写真入れたりメッセージ書いたりたくさんのペットたちの足跡があった。
2年半前のよもぎのページもあった
アイチャンが書いてくれたんだよね
その時 落ち込んでいる私とトトロさんにも書いてくれた絵
お部屋の中に火葬炉もあり そのまま骨あげもできる。
よもぎのときいよいよダメかもってなった時、考えたくないけど、そうなった時どうするか決めておかないとってなってここを調べていて
私はまだ懸命に生きているよもぎを目の前にして考えられなかったし、よもぎが骨になるのなんかみたくもなかったから 個別火葬だけど 業者さんにお願いするタイプにしたいって言っていた。
でも実際よもぎが死んでしまったら、さいごにやれることはしたいって気持ちにかわって 立ち会いにして本当によかったと思った。なんていうかすごくショックを受けると思ったけど、骨になってしまったら受け入れられるというか、気持ちが落ち着く感じだった。
なのでだまも自分たちの手でさいご見送って、家族の時間が持ててとても心は満たされていた。
ケントがそれはもう号泣してしまって それをなだめるのが大変だった。ケントはドラえもんやトーマスの映画でも泣いちゃったり人一倍感受性が強いから 悲しみが心に刺さるようだった。
翌日入学式だったのに 前日にこんな状態になってしまって、情緒大丈夫か…って心配になるくらいだったよね。
私もどれだけ目を腫らして入学式にいどむのかと心配していたよね
だまの新しいおうちもすぐに届いて 中に入れるものは
もちろん リードと胴輪!
追いかけるのが大好きだったキュッキュなるシリーズ
ペットショップからうちに来たときに着けていたバンダナ
それを中にいれて ダマチャンの新しいおうち
ねぇだま そっちはどうかな
私は相変わらずメソメソしてるけど 入学入園、保護者会などと続き新生活のバタバタに巻き込まれて 悲しみにどっぷり浸る時間もなくって ダマチャンロスから逃れられているよ
でもいつもだまの事を考えているんだよ。よもぎが死んじゃった時はまだだまがいてくれたからなんとか保つ事ができていたけど
今はもう誰も側にいなくて 犬のいない暮らしになってしまったよ。私大丈夫かな
ちょうど犬の生まれ変わりについてみてしまったものだから、ちょっと転生を調べてしまって そしたら2、３年で生まれ変わる、見つけて欲しいってシグナルをおくっているから見つけてあげてと書いてあって
よもぎが生まれ変わるかもしれない!ってトトロに朝から興奮気味に伝えて夢に出てきたら絶対教えて欲しい!シグナルを逃すなと伝えたら
ちょっとアヤチャン大丈夫?って笑っていたよね そんでしつこく繰り返したらわかったわかったって扉閉められたよね!ちょっと私は本気だからね!って あー怖い笑
テレビでやってる坂上動物園ではもちろん泣けるけど、プロジェクトXでも泣けちゃう 情緒はやっぱり不安定
よもぎのときはとにかく辛くて写真もみられなくて気持ちを切り替えられずいつまでも泣いていたし こういう事もblogにもまだ書けていない状態で
でもだまの今回は翌週には動物病院にも出向き、インスリンの針の処分をお願いしたかったのもあってお世話になったご挨拶もできて、ちょっと声は震えたけどスタッフの方にちゃんとお礼も言えた。よもぎのときは動物病院にお礼を言うのに２年もかかってしまった!もう誰ですかレベル。
そう思うとダメージが少ないというか、私たちの気持ちの落ち着きを感じる。
だまに対してやれることやったしやりきった。何も後悔はないと言える。15歳目前まで生きてくれてさいごは穏やかに旅立った。しかもふたりで看取る事もできた。
飼い主としてとても幸せだと思っている。
15年前によもぎを飼い始めてからけだまが増えて 今までずっと2匹の事を優先してきて大切にし、２匹との時間をめいっぱい楽しんだ。さいごはそれぞれ大変だったけど、しっかり自分たちで面倒をみて見送り飼い主としての責任を果たすことができた。
パパとママにも さいごまでしっかり面倒をみられて頑張ったねと言ってもらえた。
私たちにとって ヒマワリのような子たちだった
よもとだまとの時間を思い出すといくらでも泣けて困ってしまうよ
私たちは本当に楽しかったし 幸せだった。
よもとだまもそう思ってくれていたらいいな
先に行ってしまったけれど またきっと会えるよね
また会える日を楽しみにしているからね
１５年間の大きな愛を込めて
アヤ トトロより